プラズマコイです(^^)
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今回は「タスキ」の財務分析をしていきます。
2020年のIPO企業です。
タスキは「IoTレジデンス」を販売する不動産企業です。
顧客は富裕層です。
東京23区の駅近に1棟3億円程度の不動産を販売しています。
不動産は相続資産なので相続税対策のコンサルもセットで提供しています。
タスキは「IoTレジデンス」を販売する不動産企業です?
— プラズマコイ@財務分析が好き? (@purazumakoi) January 13, 2022
顧客は富裕層????
東京23区の駅近の、1棟3億円程度の投資用不動産を販売しています。
相続用の資産としてのコンサルもセットで請け負うという「ターゲットが明確」なビジネスを行っていますね
売上は高成長で低PERな企業です?✅
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
人気のスマート家電を実装したマンションを取り扱ってます
- 「タスキ」はIoTレジデンスを販売する不動産テック企業。
- 「タスキ」のPER推移を見る
- 「タスキ」の配当利回りを見る
- 「タスキ」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「タスキ」の営業利益率(10%以上で優良)
- 「タスキ」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「タスキ」の自己資本比率(40%以上が安心目安)
- 「タスキ」の配当金(高いほど良い)
- 「タスキ」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「タスキ」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「タスキ」の配当金の支払い額(今後も維持できるか?)
- 「タスキ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性は?)
- 「タスキ」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「タスキ」は投資用のIoTレジデンスを販売。不動産関連のDXサービスも展開
- 【チャートは?割安?】「タスキ」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「タスキ」はIoTレジデンスを販売する不動産テック企業。
高齢化社会になると、相続資産に関連するサービスも人気なってきますね!
「タスキ」の事業利益はおもに「IoTレジデンス販売」の生み出されています。
富裕層向けであれば3億円程度のマンションもキャピタル、インカム用として需要がありますね。
高齢化社会テーマはプラズマコイも注目していますが
「高齢化社会 → 大相続時代」ということで、相続税対策も含めたマンション投資という部分で特徴的な事業ないようです。
いままで多くの不動産デベロッパーを分析してみましたが、
相続対策に比重を置かれている企業は珍しいです。
不動産テック、高齢化社会の両方のテーマに当てはまる企業ですね。
タスキのセグメント(事業分野)は2つ
- 不動産販売高
不動産の販売を行う事業 - コンサルティング
相続税対策などコンサルティングのサービス
時価総額は調査時点で「126億円」ということで小型株ですね。
PERは13.5倍と割安ですね。
今回は「タスキ」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。
「タスキ」のPER推移を見る
11倍〜20倍程度
「タスキ」のPERは13.5倍。
まだIPOから日が浅いですがそこまで高バリュエーションにはなっていない企業です。
割安銘柄の水準はPER15倍が目安なので、まだ注目度が低い企業といえそうです。
今後どこかで人気になる可能性もありますね。
「タスキ」の配当利回りを見る
配当利回りは4%
「タスキ」の配当利回りは直近予想だと2.5%程度です。
配当利回りはそれほど高くはないですね。
しかし個人的には2.5%以上の配当利回りは心の支えになります。
成長企業としては検討できる水準だと思います。
「タスキ」の売上(上昇トレンドであるか?)
毎年30%以上の上昇です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「タスキ」の売上成長率は上昇中
順調に成長できています。
不動産企業にかかわる業務をDX化するサービスも手掛けていますね。
他の企業もですが新興の不動産会社はこのような不動産テックのサービスを提供する企業が目立ってきています。
マーケット規模の分析もできており、333兆円の0.1%でも獲得できれば当面は十分な事業規模になりますね。
「タスキ」の営業利益率(10%以上で優良)
営業利益率は10%超えくらいです
業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「タスキ」の営業利益率は10%ほど。
不動産会社とかンゲルと、まずますの営業利益率でしょう。
概ね上昇傾向がつづいてるのも良いですね。
「タスキ」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは概ね上昇中です
EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「タスキ」のは上昇中です。
EPSは右肩あがりですね。
事業は好調に推移できていますね
「タスキ」の自己資本比率(40%以上が安心目安)
自己資本比率は30%あたりです
「タスキ」の自己資本比率は3%ほどです。
不動産会社のため、有利子負債が多く、自己資本比率は低めですね。
このあたりは事業特性のため問題ないでしょう。
「タスキ」の配当金(高いほど良い)
配当は今は無配です
「タスキ」の配当は増配傾向です。
利益があがっているので配当金も増加できている形ですね。
2022年も1株28円と増配の予想ですね。
「タスキ」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は35%目安です
「タスキ」の配当性向は35%が目安です。
IRでも35%以上が使命と、株主還元も意識していることがわかります。
「タスキ」の営業活動によるキャッシュフロー
マイナスの年が多めです。
「タスキ」の営業CFはマイナスの年が多いです。
不動産デベロッパーの営業CFは概ねこのようになりますね。
事業特性として先に大幅なキャッシュアウトが発生するので営業CFはマイナスになる年も多いです。
「タスキ」の配当金の支払い額(今後も維持できるか?)
「タスキ」の配当金の支払い推移はどうでしょうか?
今後は毎年増加していくでしょう。
「タスキ」の配当総額は1億円程度
まだ上場してから歴史も浅く、配当総額も高くはありません。
増配傾向の企業なので、配当総額も徐々に増加していくと予想されますね。
「タスキ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性は?)
現金は増加中
「タスキ」の現金は増加傾向です。
2021年は32億円でした。
基本的には有利子負債で借り入れを行い、現金がたまり、そこから不動産開発の資金にする形ですね。
今後も事業規模が大きくなるにつれ、現金保有額も増えてくるはずです。
「タスキ」の当期純利益は上昇中か?
順調に増加しています。
「タスキ」の当期純利益は上昇傾向。
2022年も増収の予想です。
毎年順調に成長ができています。
右肩あがりの業績で素晴らしいですね。
【まとめ】「タスキ」は投資用のIoTレジデンスを販売。不動産関連のDXサービスも展開
成長が著しい新興の不動産テック企業です
タスキの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ▲ | 2.5% |
売上高 | ◎ | 毎年30%以上成長 |
営業利益率 | ▲ | 10% |
EPS(1株利益) | ◯ | 上昇中 |
自己資本比率 | ▲ | 30% |
1株配当 | ◯ | 増配傾向 |
配当性向 | ◯ | 35% |
営業キャッシュフロー | ◯ | 安定しないが問題なし |
現金など | ◯ | 問題なし |
総評としては、増収&増益の有望企業です。
若い企業のため財務的には不安がありますが、
今後高齢化社会が予想されるなか、富裕層向けの相続税対策物件として、業績を拡大することが可能な企業だと思います。
【チャートは?割安?】「タスキ」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】そろそろ買いはじめても良いかも
この記事の執筆時点(22/1/13)では株価は1,072円。
今はチャートが下落傾向です。
しかしPERが13.5倍とさがってきており割安感がでてきています。
好決算が続いているため、マザーズの地合いが良化すればここから株価は上がれそうです。
直近の株価動向はマーケット次第でしょう。
※投資は自己責任でお願いします。
【分析ツール】個別株の分析をしたい方におすすめの記事
この記事をご覧のかたで、個別株の分析に興味がある方におすすめのツールがあります。
マネックス証券の「銘柄スカウター」を使った株の分析方法を解説しています。
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マネックス証券の「銘柄スカウター」です。
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- 企業がどんな事業セグメントを持っているかがわかる
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