株式投資・金融知識

【売上50%UP】「エルテス(3967)」はデジタル上のリスクを検知するシステムを提供。株価は?今は買いなのか?

プラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)

今回は今回は黒字転換2倍株候補「エルテス」の財務分析をしていきます。

エルテスは主に風評被害・炎上・情報漏洩など「デジタルリスク」に対策するサービスを展開している企業です。
2016年のIPO組の銘柄です。

主に大手企業や官公庁向けに需要がありそうですね。
※予算規模が多い組織に需要があるので儲かりそうです

プラズマコイ

SNS上での風評被害など、デジタル上のリスクの対策システムは今後ますます需要が高まってきそうです。

「エルテス」はデジタル上のリスクを検知するシステムを提供

今後はマーケット規模の大きい警備業界を狙っていく

今まではSNSデータを使って分析をしていました。
今後はさらに領域を拡大する見通しです。

「エルテス」の事業利益は「デジタルリスク事業」で生み出されています。
SNSのリスク対策ツールや、企業の内部脅威検知ツールの展開です。

AIセキュリティの投資によって通期では赤字が続いていますが、黒字転換にするタイミングも間近かと思われます。

「エルテス」はSNSや企業内部データを中心にデジタル上のリスク対策サービスを提供する企業。
不正な行動を膨大なデータを分析することで検知するシステムを開発している。

今後は警備業界をターゲットにしたAIサービスを伸ばしていく見込みで、
警備業界のDX銘柄という位置づけもできそうです。

エルテスの事業は主に3つ

  1. デジタルリスク事業
    ソーシャルリスク対策サービス、内部脅威検知サービス
  2. DX推進サービス
    エルテスのシステムを使い、地方自治体等の行政や企業のDX化を推進する事業
  3. AIセキュリティサービス
    AIやIoTを組み合わせた警備・セキュリティ業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)推進。リアルな警備事業も運営しそこからデータを収集している。

時価総額は調査時点で「58億円」と小型株ですね。
PERは146.32倍で高い水準となっています。PERはちょうど黒字化するタイミングなので高くなっていますね。

今回は「エルテス」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出せるようになる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

「エルテス」の配当利回りを見る

無配の企業です。

エルテス」は現在は配当をだしていません。
しかし最近優待を新設していますね。

株主優待は「プレミアム優待クラブ」のポイント

エルテスの株主優待は「プレミアム優待クラブ」という株主優待のポイントサイトです。
多数の企業が参加しており、ポイントを合算して商品に交換することができる便利な優待システムで、国内では多数の企業が導入しています。

保有株数プレミアム優待クラブポイント数
500株以上3,000ポイント
600株以上4,000ポイント
700株以上5,000ポイント
800株以上6,000ポイント
900株以上8,000ポイント
1,000株以上10,000ポイント
2,000株以上15,000ポイント
3,000株以上20,000ポイント

「エルテス」の売上(上昇トレンドであるか?)

売上は急成長中です。

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「エルテス」は成長企業で今後も毎年成長するでしょう。
2022年度は30億円と50%成長のガイダンスです。

事業計画↓でも強気の業績計画を展開していあす。

個人的には大きな目標で実現確度は高くないと予想

プラズマコイ的には現実的にみて2024年か2025年度に年間売上45億円を達成できれば十分かと思います。
それ以上の業績推移になると業界のビッグチェンジが起こったと見るのが良いでしょう。

「エルテス」の営業利益率(10%以上は欲しい)

営業利益率は現在は低めです

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「エルテス」の営業利益率は直近予想では3%ほど。

コロナショックから営業黒字にはなりますが研究開発の費用も多く高い利益率とはいきません。

まだグロース期なので営業利益率はそこまで期待しないほうが良さそうです。
営業利益率というより、売上の伸びのほうが重要なフェーズですね。

「エルテス」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは低い状態です。

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ということです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「エルテス」のEPSは低いです。

グロース期なので利益は残りませんね。
今後黒字転換してから少しずつ伸ばしていければ良いと言った所でしょうか。

「エルテス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率は高いですが資産規模がまだ小さいですね

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「エルテス」の自己資本比率は50%です。
2021年度に有利子負債を8億円追加したので自己資本比率がさがりました。

資産の全体規模が少ないので少しの金額で比率が一気に変わってしまいますね。

成長期の企業としては問題ないと言えるでしょう。

エルテス」の配当金(高いほど良い)

無配の企業です。

まだグロース期の企業ですので配当は出していません。

「エルテス」の営業活動によるキャッシュフロー

営業CFはプラスにできる力はあります。

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「エルテス」の営業CFは概ねプラスです。
2021年度はコロナショックの影響がが大きかったですね。

特に何事もなければ、当面はプラスで推移できるかと思っています。

「エルテス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性) 

現金は10億円ほどです。

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎは良くありません。

「エルテス」の現金は2021年度終了時は10億円です。
成長フェーズではありますが、現金は不足していると言えるでしょう。

決算資料にも今後も資金調達を行っていくという記載もあり、今後も何かしらの手段で現金を増やしていくことが予想されます。

「エルテス」の当期純利益は上昇中か?

2022年は黒字化しますが大きく黒字化するのは先になりそうです。

「エルテス」の当期純利益は2022年度に黒字化予定。
前年のコロナショックから立ち直ったという位置づけですが、ここは想定どおりかと思います。

それよりも今後のDX、AI競争を勝ち抜き売上を成長させていくことが企業命題になります。
そのため、当面は利益はあまり残らないと思っておくと良いでしょう。

そのためか株価も低迷しています。

【まとめ】「エルテス」はビッグデータを活用して「デジタル上のリスク」の対策をするソリューションを提供する企業

今後は、警備会社、生命保険会社など既存事業の会社との連携が大切です

エルテスの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り
売上高上昇中
営業利益率3%ほど
EPS(1株利益)低い
自己資本比率50%くらい
1株配当
配当性向
営業キャッシュフロー概ねプラス
現金など少なめ

総評としては面白い企業かと思います。

今後のカギになるのは警備会社を始めとする、既存業界のソリューションとなるサービスを提供できるかでしょう。
生命保険会社、企業の人財活用など、リスク対策以外の部分に影響力をもつことができれば事業規模は次のステージに進むことができます。

様々な既存企業のソリューションになるDX企業としての活躍が望まれます。

【チャートは?割安?】「エルテス」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【買い】下値はほとんど無い

この記事の執筆時点(21/10/22)では株価は1,120円。
直近では1000円付近が底値で下落余地はあまりありません。

基本的には黒字にできる企業で、あとは企業の課題解決方法となる形にシステムを提供できるかが業績の分かれ目になります。

直近では売上高が50%成長予想と成長力は十分な企業で。
期待しても良いかと思います。

※投資は自己責任でお願いします。

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