プラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は成長企業「アスタリスク」の財務分析をしていきます。
アスタリスクは「バーコード リーダー」と「RFIDリーダー」を開発している企業です。
2021年のIPO組の銘柄です。
RFIDとはバーコードの進化版!
- バーコード…1つ1つを端末で読み取るため手間がかかる
- RFID…複数のものを一気に認識できるため、10個あっても一気に読み取れる
アスタリスクは”画像を認識する”技術を開発する会社です。
現在は主にバーコードやRFIDタグを認識する装置やシステムを作っている企業です。
アスタリスク(6522)の株価は上昇中?
— プラズマコイ@財務分析が好き? (@purazumakoi) November 23, 2021
主力製品はRFIDタグ開発?
?身近な事例?
RFIDタグ実装の「ユニクロ」
カゴ中の商品を一括読取りのセルフレジが便利
※ユニクロのは別社製品
「スーパー」など毎日通う店こそ
RFID実装のセルフレジが求められますね。
バーコードを1つずつ通すのは手間です? pic.twitter.com/vW3NrFesac
特にRFIDタグは今後すべての小売店への導入が期待される有望なテーマ
- 「アスタリスク」はバーコード、RFIDリーダーを開発している企業
- 「アスタリスク」の配当利回りを見る
- 「アスタリスク」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「アスタリスク」の営業利益率(10%以上は欲しい)
- 「アスタリスク」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「アスタリスク」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「アスタリスク」の配当金(高いほど良い)
- 「アスタリスク」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「アスタリスク」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「アスタリスク」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「アスタリスク」は「モノ認識」を「スマホ」で実現できるのが魅力。RFID関連も期待
- 【チャートは?割安?】「アスタリスク」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「アスタリスク」はバーコード、RFIDリーダーを開発している企業
バーコードリーダーでは
専用端末ではなくスマホ(iPhoneなど)がバーコードリーダーになる点が嬉しいですね
「アスタリスク」の事業利益はおもに「ASReader事業」で生み出されています。
バーコードやRFIDタグの読取り機器です。
現在はIoT、DX化がビジネストレンドです。
特に未来に目を向けるならRFIDタグの導入は法人利用では急速に導入が進むことが予想されます。
その時に「アスタリスク」の技術が需要を取ってくるでしょう。
他にもAIを駆使した”画像認識”の事業も行っており、今後の進展にも注目です
アスタリスクの事業は主に2つ
- AsReader事業
「AsReader」ブランドのバーコードリーダーやRFIDリーダーがメイン - システムインテグレーション
アプリケーション構築などシステム開発
時価総額は調査時点で「368億円」と小型株ですね。
PERは141倍で高い水準となっています。期待されている銘柄ですね。
今回は「アスタリスク」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出せるようになる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
「アスタリスク」の配当利回りを見る
無配の企業です。
「アスタリスク」は現在は配当をだしていません。
グロース期の銘柄ですね。
「アスタリスク」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は毎年成長率が上昇中です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「アスタリスク」は非常に強い成長力を誇っています。
通常は売上成長率は少しずつ毎年鈍化していくものです。
しかし「アスタリスク」は売上成長率が加速しています。
強い売上成長率が有望な企業として評価されている一因でしょう。
「アスタリスク」の営業利益率(10%以上は欲しい)
営業利益率は上昇中
業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「アスタリスク」の営業利益率は直近予想では15%ほど。
IT企業で高い営業利益率を達成しています。
売上もですが営業利益率が上昇中なのは非常にポジティブです。
特許も多数保有をしており業界においての強みを獲得できている事が伺えます。
「アスタリスク」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは成長中です。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「アスタリスク」のEPSは順調に成長中です。
EPSに関しては株式分割が行われるので悪化が見込まれていますが、上昇傾向にあるかを今後もチェックしていきたいですね。
「アスタリスク」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は高いです
「アスタリスク」の自己資本比率は30%です。
有利子負債も少しありますし、総資産が少い銘柄なので30%ほどでも問題ないでしょう。
今後も増資などを実施されるなど、自己資本比率は増減がありそうです。
「アスタリスク」の配当金(高いほど良い)
無配の企業です。
まだグロース期の企業ですので配当は出していません。
「アスタリスク」の営業活動によるキャッシュフロー
2021年度から事業が軌道に乗ったと言えそうです。
「アスタリスク」の営業CFは2021年度に大きく上昇しています。
事業基盤がある程度整ったと見ていいでしょう。
今後は投資状況にもよりますが営業CFでも黒字化している点は魅力的です。
今後も中長期では上昇傾向で進捗していくと予想できますね。
「アスタリスク」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は40億円ほどです。
「アスタリスク」の現金は2021年度終了時は3億円程度です。
今後はIPOや増資などで10億は超えてくるでしょう。
成長力を維持するための投資源泉として、現金保有額はチェックしておきたいですね。
「アスタリスク」の当期純利益は上昇中か?
毎年利益も成長しています。
「アスタリスク」の当期純利益は右肩あがりです。
利益の成長率も強く、今後も期待ができる上昇率をしています。
市場のポテンシャルを考えると、当期純利益が10億に到達するのがどのタイミングかが注目でしょう。
【まとめ】「アスタリスク」は「モノ認識」を「スマホ」で実現できるのが魅力。RFID関連も期待
大きな需要を抱えるマーケット向けの製品を扱っています
アスタリスクの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ー | ー |
売上高 | ◎ | 上昇中 |
営業利益率 | ◯ | 15%ほど |
EPS(1株利益) | ◯ | 成長中 |
自己資本比率 | △ | 30%くらい |
1株配当 | ー | ー |
配当性向 | ー | ー |
営業キャッシュフロー | ◯ | 毎年成長 |
現金など | ◯ | IPOで追加見込み |
総評としては今後の成長イメージがしやすい企業です。
特に法人向けに需要が強いDX銘柄として確信をもって成長する企業と言えるでしょう。
【チャートは?割安?】「アスタリスク」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【買い】時価総額368億円をどう見るか?
この記事の執筆時点(21/11/22)では株価は20,910円。
チャート的には右肩あがりです。
直近の決算も良かったですね。
マーケットの相場次第で、どこかで調整をする局面もあるかもしれません。
しかし時価総額がまだ368億円と小さめのサイズなので、十分上昇できると思っています。
到達時期は分かりませんが時価総額が500億円〜1000億円は射程圏内の銘柄だと思います。
※投資は自己責任でお願いします。
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