株式投資・金融知識

【半導体関連】「AIメカテック(6227)」はLCDメーカー。半導体関連の電子装置も開発。株価は?投資すべき?

プラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)

今回は「AIメカテック」の財務分析をしていきます。

「AIメカテック」日立製作所から独立した電子部品製造装置メーカーです。
半導体関連の銘柄で、メインはLCD(液晶ディスプレイ)です。

液晶ディスプレイはPCモニターやTVでの利用が有名ですが、
車載モニターや近年では仮想現実(VR・AR・MA)での用途も広がっています。

メタバース(仮想世界)関連の銘柄とも言えるでしょう。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

プラズマコイ

半導体関連、メタバース関連と期待値が高い「テーマ株」です。

「AIメカテック」はLCD(液晶ディスプレイ)を中心とした「半導体関連」製品のメーカー

受注高(将来の売上)が重要。伸びに注視。 ※2021/11/10 公開資料より引用

3セグメントありますが注目はLCD事業の成長です

「AIメカテック」の事業利益はおもに「LCD事業」から生み出されています。
LCD(液晶ディスプレイ)は既存の産業にでもPCモニターやTVモニターなど幅広く使われていると共に、今後のテーマである仮想世界(メタバース)を映すディスプレイとしても需要が高まっていく事が予想できます。

米国企業のフェイスブック(今は社名を変更している)を中心に世界的にメタバースへ投資が加速している

仮想世界(メタバース)のユーザーが増えれば、
ヘッドセットなどディスプレイ製品の需要が高まることが予想されます。

その時「AIメカテック」の企業価値が高まるでしょう。
メタバースなど「仮想現実の産業の隆盛」が業績に影響してくる銘柄だと思います。

「AIメカテック」は「LCD(液晶ディスプレイ)事業」がメイン。
他にも半導体関連の事業を展開しており、テーマ株として有望な企業。

決算の数字はまだまだ。高すぎる期待は禁物にしたい。

「AIメカテック」事業セグメントは3つ

  1. LCD
    液晶パネル用高精度製造システム、シール塗布装置、液晶滴下装置、真空貼合せ装置
  2. 半導体関連
    半導体パッケージ製造システム/マイクロボール搭載システム
  3. IJPソリューション
    産業用IJP/インクジェットプリンタ製造システム、有機EL・量子ドット・マイクロLED向け、IJP塗布乾燥装置
LCDの構成比が大きい

仮想現実は「SNSに変わる、新プラットフォームになる可能性」があります。
また、現実度は低いと思いますが「高齢者でもインタフェースの使い勝手次第で利用が広がる可能性」もあります。

時価総額は調査時点で「88億円」ということで超小型株ですね。
PERは11.52倍と割安水準です。注目度・人気は低い企業です。

今回は「AIメカテック」」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

「AIメカテック」の配当利回りを見る


配当利回りはかなり低いです

「AIメカテック」」の配当利回りは2.8%です。
IPO直後から配当をだすようです。

利回りはまずまずとですね。
テーマ株としても見られますし、割安な銘柄としても見られます。

「AIメカテック」の売上(上昇トレンドであるか?)


売上は今後に期待です。

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「AIメカテック」はの売上は近年は減少からの復活傾向がある推移です。
製造業ですので、決して右肩あがりの業界ではありません。

しかし今後の売上にはポジティブな流れが来ていると思います。
今後に期待しています。

「AIメカテック」の営業利益率(10%以上は欲しい)


営業利益率は上昇傾向ですがまだまだ低いです

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「AIメカテック」の営業利益率は6%ほど。

個人的には、営業利益率は8〜10%にはいけると思っています。
いまも営業利益率は上昇傾向にありますね。

「AIメカテック」のEPS(一株当たり当期純利益)


EPSは比較的安定している

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「AIメカテック」のEPSは100円を超えたあたりで横ばいと言えます。

理由は利益が横ばいなためですね。
自社株買いも行っていません。

未来の期待は持てますが、現在は大した成長力を持っていないと言えます。

「AIメカテック」」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)


自己資本比率は上昇中です

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「AIメカテック」の自己資本比率は40%程度です。
有利子負債も多少はありますが資産規模が小さく、自己資本比率は改善傾向にあります。

財務的にはここからさらなる改善が望まれますが、
いったんは問題なく健全に進捗していると言えるでしょう。

「AIメカテック」」の配当金(高いほど良い)


2021年度は1株45円の予想です

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「AIメカテック」はIPOしたばかりでかこの配当金は参考になりません。

2021年度は1株45円です。
執筆当時で配当利回りは2.8%

割安な製造業の企業なので、多少高めで嬉しいかなと言ったところです。

「AIメカテック」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)


配当性向は30%目安です

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「AIメカテック」の配当性向は30%が目安です。
配当性向は市場平均あたりですね。

配当利回り、配当性向からみて、
成長産業の企業ではなく、成熟産業の企業だということが伺えます。

「AIメカテック」の営業活動によるキャッシュフロー


営業CFは2021年にプラスに転換しています

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「AIメカテック」の営業CFは2021年度にプラス転換。
売上が回復してきており、投資用の支出(経費計上分)も一旦は抑えた形でしょうか。

営業CFが必ず毎年プラスになる業種ではないです。
留意しておきましょう。

「AIメカテック」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性は?) 


現金は減少しています。

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎは良くありません。

「AIメカテック」の現金は減少中です。
現金とともに総資産も減少しており、見た目はきれいではありません。

当面の現金は20億円あれば問題ないかと思いますが、これ以上下がると心配になってくる水準ではあります。

「AIメカテック」の当期純利益は上昇中か?


当期純利益は黒字で上昇中

「AIメカテック」の当期純利益は上昇中です。

2022年の決算は一旦置いておくとして、
2023年度に過去最高の達成を既定路線としたいです。
当期純利益が9億円以上になるガイダンスが出ればポジティブな決算と言えるでしょう。

【まとめ】「AIメカテック」は割安な電子部品メーカー。今後はテーマ株として強い成長を期待


液晶ディスプレイの需要が業績に影響していきます。

エランの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り2.8%台
売上高上昇傾向
営業利益率6%
EPS(1株利益)120円あたりで横ばい
自己資本比率40%
1株配当45円
配当性向30%目安
営業キャッシュフロー黒字化
現金など減少中
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、好決算をだしてから買いたい銘柄です。

扱っている製品は期待値を持てますが、未来はどうなるのかが不透明なので、業績が成長する見込みを数字で確認してから買いたい銘柄です。

【チャートは?割安?】「AIメカテック」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

2021/10/8を底に上昇に転じている

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。


【中立】今はセカンダリ投資として魅力的なチャートではあります

この記事の執筆時点(21/11/21)では株価は1,569円。

2021年のIPO銘柄ですが、初値がそこまで高くつきませんでした。
そのため早めに底をうって、上昇に転じているようにみえます。

一方、現状では強い業績の成長力は確認できていません。
長期目線で買うか、一旦スルーする銘柄かと思います。

※投資は自己責任でお願いします。

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