プラズマコイです(^^)
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今回は「アバールデータ」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
アバールデータは「画像処理モジュール、計測通信機器」などの製造を行う電子機器メーカーです。
自社製品として画像処理モジュール、計測通信機器(高速通信)を製造・販売する傍ら、
受託製品として半導体製造装置関連・産業用制御機器・計測機器も製造しています。
同社のつくる製品はディープラーニング、IoT、画像処理、FAなど幅広いIT産業に使われています。
アバールデータ (6918)は電子機器メーカー?
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析? (@purazumakoi) March 13, 2022
画像処理ボードや、高速通信モジュールを製造している半導体関連の企業です⚙️
業績は右肩あがり⤴
配当金も連続増配の好調な企業です?✔
さまざまな産業に使われる高速電子デバイスを製造しています
半導体関連の企業で、さまざまな電子デバイスを製造しています。
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「アバールデータ」は画像処理、通信機器デバイスを製造
- 「アバールデータ」のPER推移を見る
- 「アバールデータ」の配当利回りをみる
- 「アバールデータ」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「アバールデータ」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)
- 「アバールデータ」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「アバールデータ」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「アバールデータ」の配当金(上昇傾向か?)
- 「アバールデータ」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「アバールデータ」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「アバールデータ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「アバールデータ」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
- 「アバールデータ」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「アバールデータ」は財務優良で安定成長の企業
- 「アバールデータ」の今後の株価は?買い時かを予想する
「アバールデータ」は画像処理、通信機器デバイスを製造
多くの産業向けに、電子部品、電子機器を製造しています。
「アバールデータ」の事業利益は主に「電子機器の製造・販売」から生み出されています。
画像処理や通信に使うための電子機器を自社製品として製造・販売しています。
他にも受託で半導体装置関連、産業用制御機器、計測機器の電子機器作っています。
時価総額は調査時点で「189億円」ということで小型株ですね。
PERは10.8倍と割安水準です。
今回は「アバールデータ」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。
「アバールデータ」のPER推移を見る
過去のPERから見ると割安感は特に無いですね
「アバールデータ」の今のPERは10.8倍。
過去の推移を見ると割安感はありません。
2021年一時は半導体テーマのトレンドがきたのでPERがあがってきていますが一旦おちついてきています。
今後は決算がよければ再び17倍〜20倍になる局面はあるかもしれません。
「アバールデータ」の配当利回りをみる
利回りは3%くらいです
「アバールデータ」の配当利回りは3.33%です。
歴史的に高配当気味の銘柄ですね。
配当利回り3%ほどはいつでも狙えそうです。
半導体関連の割安成長企業としては高配当な部類だと言えるでしょう。
「アバールデータ」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は上昇傾向です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「アバールデータ」の売上は上昇傾向です。
2022年は13%の上昇で過去最高を予想しています。
売上の伸びは近年は絶好調といえるでしょう。
「アバールデータ」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)
営業利益率は20%です
業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「アバールデータ」の営業利益率は約20%です。
非常に高い営業利益率です。
専門性が高く利益率の高い製品を作れています。
「アバールデータ」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは上昇中です。
EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「アバールデータ」のEPSは安定的に上昇しています。
2022年は過去最高を達成予定です。
EPSの数字も非常に好調です。
「アバールデータ」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は80%ほどです。
「アバールデータ」の自己資本比率は78%程度です。
有利子負債も少なく、財務状況としては盤石です。
長期に渡って自己資本比率が高く、安定的に事業運営をできていることがわかります。
「アバールデータ」の配当金(上昇傾向か?)
2021年に減配しています
「アバールデータ」は連続増配の企業です。
毎年順調に増配を重ねてきています。
2022年も1株85円の配当になります。
「アバールデータ」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は35%が目安です。
「アバールデータ」の配当性向は35%が目安です。
無理なく増配をできていることがわかります。
現状の配当性向であれば、多少は業績が悪化しても配当を維持してくれそうですが、
大きく業績が悪化したら減配する場面はありそうです。
「アバールデータ」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは一気に増加しました
「アバールデータ」の営業CFはここ2年の伸びが凄いですね。
営業CFは力強く増加しています。
それ以前も安定的にプラスは維持できており事業の安定性を感じます。
需要が堅調なビジネスを展開てきていると言えますね。
「アバールデータ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は増加中です。
「アバールデータ」の現金は2021年終了時は45億円程度です。
毎年20億円程度を保持していましたが、近年は営業CFが多くその分現金が積み上がっています。
業績が好調過ぎて設備投資や配当金を出しても現金の手残りが積み上がった形ですね。
「アバールデータ」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
最近は配当も多く増加傾向です
「アバールデータ」の配当総額は概ね右肩あがりですね。
過去は2008年に最高額をつけてから、業績が悪化していましたが、近年は再び増加傾向ですね。
配当総額も近年は過去最高を更新できています。
「アバールデータ」の当期純利益は上昇中か?
2022年は最高益を達成予定
「アバールデータ」の当期純利益は過去最高を達成予定です。
利益は右肩あがりで成長しており、画像モジュール、通信モジュールなどの需要の高さが感じられます。
近年は半導体装置の機器も需要が高く業績の成長が著しいですね。
利益の観点からも業績は絶好調ですね。
【まとめ】「アバールデータ」は財務優良で安定成長の企業
財務は盤石で配当も高い優良企業です
アバールデータの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ◯ | 3.3% |
売上高 | ◯ | 上昇中 |
EPS(1株利益) | ◯ | 230 |
営業利益率 | ◯ | 20% |
自己資本比率 | ◎ | 約80% |
1株配当 | ◯ | 連続増配 |
配当性向 | ◯ | 35%目安 |
営業CF | ◯ | 好調プラス |
現金など | ◯ | 安定増加 |
総評としては、業績は絶好調、財務も安定な優良銘柄です。
配当利回りも3%を超えており、配当が多い点も魅力的です。
懸念は製造している製品の需要ですね。
プラズマコイ的には画像処理モジュールや通信モジュールの需要はしばらく続きそうだと思っていますが懸念事項ではありますね。
「アバールデータ」の今後の株価は?買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】決算を見ながら売買していきたい
この記事の執筆時点では株価は2,552円。
配当利回りは3%を超えており魅力的な水準です。
増配傾向なこともあり、3年〜5年の中期であればある程度需要が堅調かと思いますが、長期では不透明かと思います。
今の流れでは全ての産業にデジタル革命が起きてくるため、
それを実現するためにしばらく同社の製品需要は堅調かと思います。
しかし時代の流れで業績がかわりそうな企業でもあります。
※本記事は金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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