プラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は売上が毎年50%成長、日本の超グロース銘柄である、
「シフト」の財務状況をチェックしていきたいと思います。
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
「シフト」はソフトウェアの不具合チェックをする会社
ソフトウェアはシフトによって品質を保たれています
「シフト」の事業は「ソフトウェアのテスト」です。
具体的には、皆さんが使っている何気なく使っているアプリやシステムは、様々なセキュリティ対策や、不具合の改修がされています。
※iPhoneのiOSも日々バージョンアップがされていますね。
シフトが、世の中に出る前にソフトウェアのテストをしないと、システムが動作しなかったり、ハッキングをされてしまう可能性もあります。
このように、ソフトウェアを安全なものとして世の中に送り出すには「ソフトウェアのテスト」は欠かせないのです。
そして、プラズマコイも元エンジニアだったのでよくわかりますが、
ソフトウェアのテストは第三者が行う事が大切なのです。
だって作った人だと、最適なルートを知ってますからね。
近年はテストだけではなく、ソフトウェアの設計工程から参画する場合もあるようで、事業の幅を広げていますね。
また、様々な業種に向けてサービスが拡大しています。
どの産業でもIT化、DX化が進んでおり、ソフトウェアの導入は活発になっています。
時価総額は調査時点で「2477億円」ということで中型株ですね。
PERも110倍とかなり期待されていることがわかります。
今回は「シフト」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
チェックは「IR BANK」で行う
今回紹介されている方法は、IR BANKの「決算まとめ」から確認ができます。
まずは配当利回りを見る
無配の銘柄です
「シフト」は配当をだしていません。
今は業績を超成長させるフェーズなので、株主還元はおあずけですね。
売上(上昇トレンドであるか?)
成長率が毎年50%!!
株価が上昇したり、今後配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「シフト」の売上は毎年50%の成長を続けています。
業績好調なのもありますし、M&Aも活発ですね。
マーケットは5兆円ということで、
今後、500億、1000億、3000億のビジョンで成長をしていく展望です。
この成長率をいつまで維持できるのか?ここが注目ですね。
成長率が維持できる限りは株価も上がり続けるでしょう。
営業利益率(10%以上は欲しい)
割と普通。今後に期待
業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「シフト」の営業利益率は7、8%と割と普通ですね。
現状は「エンジニア単価が上昇傾向」ではありますが、
そこまで儲かるようにはなっていないことがわかります。
ノウハウが貯まってしまえば、ソフトウェアのテスト自体はそこまで原価がかかるものではないので、
どこかのタイミングで、営業利益率も上がってくると予想できます。
EPS(一株当たり当期純利益)
利益が急上昇中
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「シフト」のEPSは100円を超えており、しかもここ3年で超特急で上昇してきました。
売上の成長とともに、利益も稼げていることがわかります。
この点は非常に良いですね。
自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は最低40%〜かをチェックしましょう。
直近決算では60%を超えている問題ない
「シフト」の自己資本比率は2021年8月期第2四半期だと60%を超えています。
驚くべきことに、総資産が昨対で1.6倍になっています。
しかも、借入金などの負債があまり増えていません。
ここが自己資本比率の急上昇につながっています。
財務的にも不安材料はないですね。
配当金(高いほど良い)
現状無配ですね。
配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
こちらも現状無配ですね。
営業活動によるキャッシュフロー
明らかに急上昇の傾向
「シフト」の営業CFは安定黒字で急上昇中。
営業活動でのお金の収入もどんどん増加をしています。
売上があがって、利益がでても、営業CFが芳しくないと事業としては油断できないのでここが安定期的に黒字で成長していることは心強いですね。
2021年8月期もかなり期待できそうです。
現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
増加傾向で積み上がっている
次に見ていきたい項目は企業が保有する「現金など」です。
「シフト」の現金は近年は増加傾向です。
2020年はかなり投資に費用を投下したので現金なども減少していますが、ここも現状のフェーズとしては当然と言えるでしょう。
基本的にアクティブに事業を成長させようという意識が見えるので、現金の使い方も問題ないですね。
配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
無配なため、ここも割愛します。
【まとめ】シフトは「ソフトウェアのテスト」をベースにM&Aなど他展開を進める会社
毎年、増収増益でかなり勢いのある成長企業
シフトの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | – | – |
売上高 | ◎ | 急成長 |
EPS(1株利益) | ◎ | 上昇中 |
営業利益率 | ▲ | 7、8%くらい |
自己資本比率 | ◯ | 60%くらい |
1株配当 | – | – |
配当性向 | – | – |
営業CF | ○ | 基本プラス |
現金など | ◯ | 問題なし |
総評としては、今後どこまで行くのか期待と不安が入り交じる企業です。
業種的には「ソフトウェアのテスト」という5兆円規模のブルーオーシャン産業なので、
今後も一定以上伸びることは予想できますね。
【チャートは?割安?】「シフト」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【買い】高値の18000円を目指す
この記事の執筆時点では株価は14,840円。
チャート的には調整が済んで今後上昇トレンドに入ろうかという所(4/14時点)
4/8に発表された決算が良かったので、ここから次の決算までは上がりそうです。
※投資は自己責任でお願いします。
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