こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)
今回は、高配当株への投資時に候補銘柄としたい
「沖縄セルラー」の財務状況をチェックしていきたいと思います。
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか！？
「沖縄セルラー」はauの販売店
「沖縄セルラー」の事業内容は、基本的にはauブランドの携帯電話サービスを提供しています。
auは沖縄だけ別会社が運営しているんですね
auブランドは、基本的にはKDDIがサービスを提供しています。
沖縄だけ「沖縄セルラー電話」という別会社が運営をしています。
その理由は省きますが「要するに携帯電話ビジネス」なので、高い利益率が期待できます。
「沖縄セルラー電話（証券コード9436）」は、配当金を出し続けられる企業なのか！？要チェックや！
配当金を出し続けられる企業なのか？今は買いなのか？を分析していきたいと思います。
チェックは「IR BANK」で行う
今回紹介されている方法は、IR BANKの「決算まとめ」から確認ができます。
今回は「沖縄セルラー」の財務を見ていきます(^^)
まずは配当利回りを見る
最近は人気化して、配当利回りが低下中
「沖縄セルラー」の配当利回りは概ね3%〜4%が目安です。
結果から見ると、3%台後半の時は買いでした。
次に配当利回りが3%台後半に上がってきた時は、
業績を見つつ、買いの検討銘柄にしたいところです。
売上（上昇トレンドであるか？）
毎年確実に成長！
配当金をいままで通り出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が１つの目安です。
「沖縄セルラー」は毎年成長していて、期待通りの成長を見せています。
特に2021/03期は、売上（営業収益）の成長率が再加速をする予想です。
今後この成長はどこまで続くかがポイントになりそうです
営業利益率（10%以上は欲しい）
目安は20％あたり
売上から経費を引いたの時の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い＝儲かりやすい企業」と覚えて置きましょう。
業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「沖縄セルラー」の営業利益率は20%ほどで高水準といえます。
携帯電話ビジネスはKDDIもそうですが、非常に営業利益率が高くなり、
儲かりやすいビジネスといえますね。
EPS（一株当たり当期純利益）
300円を超え、更に成長中
1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。
要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことですね。
個人的には100円くらいが一つの目安です。
「沖縄セルラー」のEPSは上昇傾向です。
EPSが300円を遥かに超えていて、ここの数字も素晴らしいですね。
EPSが上昇傾向というのも、稼ぐ力が高まっている指標なので良い材料です。
自己資本比率：高いほど良い（最低40%）
自己資本比率（株主資本比率）は、
要するに借金をしていないか？を見る指標です。
自己資本比率は最低40%〜かをチェックしましょう。
個人的には自己資本比率60%以上が１つの目安です
「沖縄セルラー」は自己資本率は常に高い数字を保っていて、
借金を必要としないビジネスだと言うことがわかります。
配当金（高いほど良い）
毎年連続で増配している！
配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。
配当は19期連続で増配を行っている超優良企業です。
2020/03期も154円と前年より9円を増配予定です。
安定した収益体質なのでその分配当金を積み上げる余力があるということですね。
配当性向：配当金÷EPS（儲けの何割を配当に出す？）
「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている？」という指標が配当性向です。
※【目安】業種によりますが、市場平均の配当性向は30%くらい。
配当性向：儲けたお金を株主に還元する割合じゃな。
配当性向は40%くらいを意識している模様
「沖縄セルラー」は配当性向は40％ほどが事実上の目安となっているようです。
そのため、減配のリスクは現在の業績を維持できている限りは低いと考えられます。
それどころか、今後は配当金の増加も狙える水準です。
業績が伸びればその分増配も期待できますね。
営業活動によるキャッシュフロー
常に高い金額がプラス。安定したビジネスですね。
「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって儲けたお金がいくらになったか？」の数字です。
その会社の事業で「儲ける力」を調べる項目ですね。
「沖縄セルラー」は、近年も増加気味なのでここも素晴らしいです。
現金等はいくらあるか？（業績悪化の耐性）
現金はあまり持っていない
みなさんもご存知のように、基本的に現金は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。
「沖縄セルラー」の現金は最小限に抑えられいて、
思ったより少ないという印象です。
現金はあまり持っていないが問題なし
現金は多いほうが良いのですが、
「沖縄セルラー」は営業活動で現金をたくさん稼ぐことができるので、
現金比率は低めでも問題ないかと思っておりま。
配当金の支払い額(現金などの何パーセントか？)
今の財務状況での配当金の支払い能力はどうでしょうか？
37億円くらいの配当の支払いですね
高配当株を探している僕たちにとっては、
業績が悪化しても、配当を維持して欲しいものです。
そのため、短期的に利益が悪化しても、
現金などの内部留保で配当が賄えれば、配当維持が期待できるということです。
現金の保有額から考えると、現金保有額が低く感じます。
しかし、携帯電話会社は会社員の給料のように、毎月固定でお金が入ってくるビジネスモデルなので、手元にそれほど大きな現金を持っていなくても、問題ないということかと思われます。
【まとめ】沖縄セルラーはをauブランドで携帯電話を提供している通信会社
今後は料金プランのダメージを他で補えるかがポイント
沖縄セルラーの財務分析のまとめです。
| 項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 配当利回り | ▲ | 3％後半になったら狙いたい |
| 売上高 | ○ | 毎年増加中 |
| EPS（1株利益） | ○ | 毎年増加中 |
| 営業利益率 | ◎ | 20%くらいと高い |
| 自己資本比率 | ○ | 80%以上 |
| 1株配当 | ○ | 154円で連続増配中 |
| 配当性向 | ○ | 40%目安 |
| 営業CF | ◎ | 毎月の収入は安定している |
| 現金など | △ | 少ないが問題なし |
現状の業績としてはかなり良い業績、財務状況だと言えそうです。
「沖縄セルラー」に投資すべきか？
最後の、記事投稿時点での、プラズマコイの投資判断です。
配当利回り3%後半になった時の業績次第で考える！
auはPOVOという新料金プランを発表しました。
今後既存のユーザーがPOVOに移行すると、
利益を今まで通り生み出すことは難しいので、ある程度業績に悪影響が落ちるかもと考えます。
そのため高配当株としては、今買うには少し利回りが高いと思っております。
※投資は自己責任でお願いします。
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