プラズマコイです(^^)
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今回は「ケアサービス」の財務状況をチェックしていきたいと思います。
「ケアサービス」は介護サービスを行う企業です。
他にはエンゼルケアや遺品整理などのシニアサービスも行っています。
ケアサービス (2425)は介護サービスを展開する企業?
— プラズマコイ@財務分析が好き? (@purazumakoi) March 3, 2022
訪問介護やデイサービスを展開しています?
高齢化社会関連の銘柄です????
コイも先日腰を骨折して介護状態なのですが、
介護サービス意義を感じています。
市場規模も成長していく有望産業だと思います?✔
高齢化社会で業績を伸ばせる企業です
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「ケアサービス」は在宅介護などシニア向けのサービスを展開
- 「ケアサービス」のPER推移を見る
- 「ケアサービス」の配当利回りをみる
- 「ケアサービス」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「ケアサービス」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)
- 「ケアサービス」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「ケアサービス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「ケアサービス」の配当金(上昇傾向か?)
- 「ケアサービス」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「ケアサービス」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「ケアサービス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「ケアサービス」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
- 「ケアサービス」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「ケアサービス」は安定業績の成長企業
- 「ケアサービス」の今後の株価は?買い時かを予想する
「ケアサービス」は在宅介護などシニア向けのサービスを展開
在宅介護や”終活”関連サービスを行っています
「ケアサービス」の事業利益は主に「シニア向けサービス」から生み出されています。
在宅介護サービス、終活関連のサービスが主な事業です。
業績は拡大傾向で時代の流れとともに成長できていることがわかります。
ケアサービスのおもな事業セグメントは2つ
- 在宅介護サービス
デイサービス、訪問入浴・介護・看護サービス、居宅介護支援・配食サービス - シニア向け総合サービス
エンゼルケア(湯灌サービス、着付け、化粧、納棺),
クリーンサービス(遺品整理、リフォーム・解体・不動産整理)
時価総額は調査時点で「26億円」ということで超小型株ですね。
PERは10.1倍と割安水準です。
今回は「ケアサービス」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。
「ケアサービス」のPER推移を見る
PERは定まらない銘柄ですね。
「ケアサービス」の今のPERは10.1倍。
ここ数年のPERは定まりませんね。
利益の上下が大きめで、PERからは割安か判断が難しいところです。
一般的にみてPERが10.1倍ので割安水準だと判断してよいでしょう。
東証2部の銘柄で注目度も低い銘柄ですね。
「ケアサービス」の配当利回りをみる
利回りは上昇中です。
「ケアサービス」の配当利回りは1.64%です。
近年は連続増配で配当利回りは上昇傾向になっています。
長期で持つ銘柄としては面白いですが、高配当株になるとしても時間がかかりそうです。
「ケアサービス」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は上昇中です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「ケアサービス」の売上は上昇中です。
基本的には右肩あがりを続けている企業です。
今後も安定的に売上上昇が見込めると思います。
「ケアサービス」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)
営業利益率は上昇傾向です
業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「ケアサービス」の営業利益率は約4%ほど。
営業利益率は低く、伸びしろがある状態かと思います。
近年は上昇傾向ですね。
今後も利益率の改善が進めば”より”儲かりやすい企業になれますね。
「ケアサービス」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは上昇中です。
EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「ケアサービス」のEPSは2022年は60円の予想。
上昇傾向で今後に期待できる推移です。
EPSが目安の100円を突破するには利益が倍くらい必要ですね。
毎年少しずつ利益率をあげられれば良いですね。
「ケアサービス」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は上昇中です。
「ケアサービス」の自己資本比率は57%程度です。
有利子負債はもう少しで完済できそうです。
今の経営方針であれば自己資本比率70%、80%もねらえる企業ですね。
有利子負債でレバレッジをかけて業績拡大を行うような経営は行わず、
着実に事業成長をしていく方針に見えます。
「ケアサービス」の配当金(上昇傾向か?)
連続増配の企業です
「ケアサービス」は連続増配の企業です。
安定的に増配できています。
2022年も1株10円と増配の予定です。
近年は毎年1.5円を増配できており今後の増配ペースの目安になりますね。
「ケアサービス」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は15%目安です。
「ケアサービス」の配当性向は15%が目安です。
配当性向は低めです。大幅増配が期待できる企業だと思います。
株主還元政策が代わり配当性向が30%になるだけでも大きく配当利回りがあがりますね。
増配期待銘柄として見ていきたいところです。
「ケアサービス」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは安定しています
「ケアサービス」の営業CFは安定プラスです。
上昇傾向ではないですが、安定してプラスを維持できています。
回線利用料が毎月のストック収入化していると思われます。
今後は契約件数が増えれば安定的に営業CFは増加できますね。
「ケアサービス」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は維持傾向
「ケアサービス」の現金は2021年終了時は9億円程度です。
いまは利益を有利子負債の返済にあてているようですが、
そろそろ返済が終わりそうなのでその後は現金として積み上がってくることも想定されます。
現金額が増えれば自己資本比率も上昇しますし、財務力のアップに繋がりますね。
「ケアサービス」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
配当総額は微増傾向です。
「ケアサービス」の配当総額は微増ですが上昇中。
連続増配銘柄で、今後もすこーしずつ配当総額も増えてくる企業だと思います。
「ケアサービス」の当期純利益は上昇中か?
当期純利益は横ばいだが増加傾向
「ケアサービス」の当期純利益は横ばいですが少し上昇傾向でしょうか。
売上は上昇傾向なので、今後は利益も底上げされてくると見込めます。
利益上昇も期待できる企業です。
【まとめ】「ケアサービス」は安定業績の成長企業
堅実に成長している企業です
ケアサービスの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | △ | 1.6% |
売上高 | ▲ | 微増 |
EPS(1株利益) | ◯ | 上昇傾向 |
営業利益率 | ▲ | 約4% |
自己資本比率 | ◯ | 約57% |
1株配当 | ○ | 連続増配 |
配当性向 | ○ | 15% |
営業CF | ○ | 安定推移 |
現金など | ○ | 横ばい |
総評としては、堅実に事業運営を行っている優良企業です。
成長株としても高配当株としても、短期であがる銘柄ではないので5年・10年スパンで考えたい銘柄です。
「ケアサービス」の今後の株価は?買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】チャートは下落傾向
この記事の執筆時点では株価は611円。
チャートは下落傾向で、今は買い時とは言いづらい状況です。
過去の推移をみていると400円が底値なので、600円でも割高感はないですね。
PER的に見ても買っても良さそうな水準です。
欲を言えば500円くらいで拾えると面白そうです。
※本記事は金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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