プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim
今回は「プロシップ」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
「プロシップ」は上場企業の資産管理システムを提供している企業です。
上場企業は決算書を厳密に作成必要がありますが、
業務は複雑でと、度重なる制度改正対応が必要です。
そのため資産管理のパッケージシステムを導入する必要があります。
一度導入したら他のシステムにスイッチしやすく、安定業績が見込める企業ですね。
業績は安定成長で利回りも高い優良銘柄です。
プロシップ (3763)は固定資産管理ソフトの開発会社?
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析? (@purazumakoi) March 12, 2022
上場企業の固定資産管理は
・業務の複雑性
・制度改正への対応が必要
この2つを満たすために資産管理システムが必要です?
営業利益率は30%?
総合利回り4%の財務優良な銘柄です?✔
高配当株としてチェックしていきましょう
業績は右肩あがりで、利回りも高いためディフェンシブ銘柄の有望企業だといえるでしょう。
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「プロシップ」は固定資産管理システムを提供
- 「プロシップ」のPER推移を見る
- 「プロシップ」の配当利回りをみる
- 「プロシップ」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「プロシップ」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)
- 「プロシップ」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「プロシップ」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「プロシップ」の配当金(上昇傾向か?)
- 「プロシップ」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「プロシップ」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「プロシップ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「プロシップ」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
- 「プロシップ」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「プロシップ」は安定成長の高配当銘柄
- 「プロシップ」の今後の株価は?買い時かを予想する
「プロシップ」は固定資産管理システムを提供
上場企業の決算書を作るため必須とも言えるシステムを提供しています
「プロシップ」の事業利益は主に「パッケージシステム利用料」から生み出されています。
導入実績には国内の有名企業がずらりと並んでおり、上場企業に重宝されていることがわかります。
導入実績は5000社を突破していますね。
時価総額は調査時点で「213億円」ということで小型株ですね。
PERは16.2倍と割安水準です。
今回は「プロシップ」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。
「プロシップ」のPER推移を見る
過去のPERから見ると割安感はありません
「プロシップ」の今のPERは16.2倍。
過去の推移をみても割安感はありません。
業績が好調なため、PERは高めで推移していますね。
「プロシップ」の配当利回りをみる
利回りは概ね2、3%くらいですね
「プロシップ」の配当利回りは3.63%です。
直近では高配当化しています。
配当利回りは概ね高い水準で保たれている銘柄ですね。
安定業績、安定配当を見込める銘柄ですので、なるべく高配当なタイミングで買いたい銘柄です。
株主優待はクオカード
「プロシップ」は優待でクオカードがもらえるので0.5%以上の優待利回りが期待できるところも魅力ですね。
対象株数 | 優待品 |
---|---|
100株〜 | クオカード 1,000円分 3年以上保有で2,000円分 |
500株〜 | クオカード 2,000円分 3年以上保有で3,000円分 |
「プロシップ」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は上昇傾向です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「プロシップ」の売上は上昇傾向です。
2022年は19%の上昇で好調ですね。
毎年少しずつ伸びている企業です、
今後も安定的に伸びることが期待できる企業です。
「プロシップ」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)
営業利益率は30%です
業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「プロシップ」の営業利益率は約30%です。
非常に専門的なシステムを取り扱っており、競合優位性があることがわかります。
今後も高い営業利益率で推移していくことが予想できます。
「プロシップ」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは上昇中です。
EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「プロシップ」のEPSは安定的に上昇しています。
EPSの伸びもOKですね。
毎年少しずつ利益があがっていることがわかります。
「プロシップ」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は80%ほどです。
「プロシップ」の自己資本比率は83%程度です。
無借金企業で、盤石の財務状況ですね。
財務的には安定的に推移できています
「プロシップ」の配当金(上昇傾向か?)
2021年に減配しています
「プロシップ」は連続増配の企業でしたが2021年は減配しています。
業績が悪化すると減配する企業です。
減配は少しマイナス要因ですね。
2022年は業績好調で、記念配当もあって1株50円の配当になります。
「プロシップ」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は50%が目安です。
「プロシップ」の配当性向は50%が目安です。
配当性向が60%にはならないように配当金を調整しているようですね。
現在の配当性向では増配余地は無く、増配のためには業績の拡大が必要です。
ビジネスモデル的に、ある程度配当は安定しているので、安定感が欲しい場合は購入検討をしてもよさそうです。
「プロシップ」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは安定プラス
「プロシップ」の営業CFは安定プラスです。
業績は堅調で、10億円前後の営業CFを毎年稼ぎだしています。
この安定感が魅力の企業ですね。
今後も大崩れをすること無く事業を続けていけそうな企業です。
「プロシップ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は増加中です。
「プロシップ」の現金は2021年終了時は54億円程度です。
毎年少しずつですが現金が積み上がっていることがわかります。
システム開発費や配当金にお金を使うので、一気に資産が増えることはないですが、
今後も少しずつ資産をつみあげられる企業ですね。
「プロシップ」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
配当総額は右肩あがり
「プロシップ」の配当総額は概ね右肩あがりですね。
株主への配当金は年々増加しています。
配当総額の推移から、株主還元の額が増加していることがわかりますね。
「プロシップ」の当期純利益は上昇中か?
2022年は最高益を達成予定
「プロシップ」の当期純利益は過去最高を達成予定です。
利益は概ね右肩あがりで成長しておりビジネスの順調さを感じます。
今後も安定的に、株価の上昇や配当金の増配が見込める企業です。
【まとめ】「プロシップ」は安定成長の高配当銘柄
安定的に成長している優良企業です
プロシップの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ◯ | 3.6% |
売上高 | ◯ | 上昇中 |
EPS(1株利益) | ◯ | 上昇中 |
営業利益率 | ◎ | 30% |
自己資本比率 | ◎ | 80% |
1株配当 | ▲ | 業績連動 |
配当性向 | ▲ | 50%目安 |
営業CF | ◯ | 安定プラス |
現金など | ◯ | 安定プラス |
総評としては、業績安定、財務も安定な優良銘柄です。
高い配当金とクオカード優待での総合利回りが魅力的な銘柄です。
総合利回りが4%を超えるようであれば買っても良いでしょう。
「プロシップ」の今後の株価は?買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【買い】安定長期の銘柄として検討しましょう
この記事の執筆時点では株価は1,379円。
総合利回りが4%を超えており業績も成長中なので魅力的な水準です。
懸念としては高配当株なので減配耐性が欲しいところです。
減配実績があるので、業績が悪化したら減配があることは留意したいです。
※本記事は金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
関連コンテンツです。
日経平均が3万円を突破しても割安な12社をピックアップしています。
いまから学んでおきたい「新NISAの投資戦略」と注目の「増配株100選」を紹介しておきます。
四季報「2023年新春号」のなかから、いま買っても良いと思える企業を選定しました。
2023年は日本株は金利上昇の影響をうけそうです。注目株を選定しました。
プロが紹介されていたNISAで買いたい高配当株をチェックしてみました。
2023年の注目テーマ地銀株の特集です
4万円台以下で買える高配当株を集めました。
5万円台〜10万円台で買える高配当株を集めました。
円安時に業績を伸ばしそうな日本株の好業績企業をピックアップしています。
日本株で連続増配の優良企業60銘柄と、注目の企業をピックアップしました。
連続増配株を中心に野球の打線を組み攻守のバランスの良い高配当ポートフォリオを作りました。
高い営業利益率と高い自己資本比率を持つ安定高配当株を紹介しています。
2022年の投資環境を考慮したディフェンシブなおすすめポートフォリオを紹介します。
2023年も継続して使えると思ってます。
割安高成長の銘柄をピックアップしました。
高齢化社会に向け成長しそうな注目企業の特集です。
オンラインストアが人気のいま、業績が伸びそうな「物流・倉庫関連」注目企業をピックアップしました。