プラズマコイです(^^)
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今回は「ギフティ」の財務分析をしていきます。
2019年のIPO企業です。
ギフティはeギフト企業です。
誰かにプレゼントやお礼をしたいと思った時、手軽にコーヒーチケットなどを送ることができる便利なサービスです。
ギフティの成長の背景として、eギフト市場の高まりがあります。
最近は対面で合うことが難しく、プレゼントを買う時間も機会も少なくなっています。
そのためカジュアルギフト用途で利用者が広がっています。
今後は個人向けというより、
法人・自治体向けのBtoBで事業成長していきそうです。
ギフティ (4449)はeギフトサービス会社?
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析? (@purazumakoi) April 11, 2022
先日ゴールドマン・サックス証券が投資判断を「買い」&目標株価を2100円にして話題になりました??♂️
コイも何度か使ったことがありますが、ギフトもオンラインで手軽にできました♪
今後もeギフトの需要は拡大していきそうです?✔
今後は企業のキャンペーンなど「ビジネスインフラ」として発展していきそうです。
現在は企業や自治体での電子クーポン、電子チケット、電子スタンプなど、
プラットフォーム提供のビジネスを展開しています。
各企業のDX推進の中で使われるサービスという立ち位置です。
- 「ギフティ」はeギフトシステムの技術を軸にビジネスを展開
- 「ギフティ」のPER推移を見る
- 「ギフティ」の配当利回りを見る
- 「ギフティ」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「ギフティ」の営業利益率(10%以上で優良)
- 「ギフティ」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「ギフティ」の自己資本比率(40%以上が安心目安)
- 「ギフティ」の配当金(高いほど良い)
- 「ギフティ」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「ギフティ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性は?)
- 「ギフティ」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「ギフティ」はeギフトシステムで業績を拡大中の成長企業
- 【チャートは?割安?】「ギフティ」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「ギフティ」はeギフトシステムの技術を軸にビジネスを展開
法人のプレゼントキャンペーン用途で成長しています。
「ギフティ」の事業利益はおもに「giftee for Business」のから生み出されています。
企業がキャンペーンやアンケートの謝礼としてコンビニの商品やコーヒー等のギフトをLINEやメールで送るシステムです。
メインターゲットは、カジュアルな個人・法人のギフト市場で6兆円ほどの規模があります。
「giftee for Business」などは企業のキャンペーンなどの「販促用途」としての使い方もできます。
こういった販売促進に関する市場は約15兆円ということで、需要が十分な市場であることがわかります。
2022年4月8日にはゴールドマンサックスはギフティの流通額について、
2021年の225億円から2031年には約1870億円と約8倍になるとして「買い」推奨をしています。
ギフティのセグメント(事業分野)は4つ
- 『giftee』サービス
個人ユーザーがオンライン上でeギフトを購入 - 『giftee for Business』サービス
法人がキャンペーン等での利用を目的にeギフトを実施 - 『eGift System』サービス
eギフトの生成・流通・販売・決済・実績管理を行うことができるシステム。 - 『Welcome! STAMP』
地域通貨の電子化ソリューションを提供する
時価総額は調査時点で「360億円」ということで小型株ですね。
PERは167.2倍と割高ですね。
今回は「ギフティ」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。
「ギフティ」のPER推移を見る
非常に高いPERですね
「ギフティ」のPERは167.2倍。
成長フェーズの企業のためPER的にはかなり割高です。
この高いバリエーションを許容させるためには毎年高い成長率が必要ですね。
成長株として見るなら、最低でも売上成長率20%以上は達成してほしいところです。
「ギフティ」の配当利回りを見る
いまは配当は出していません。
「ギフティ」は今は配当をだしていません。
今は事業成長に資金を集中するフェーズですね。
「ギフティ」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は毎年2桁成長を遂げています
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「ギフティ」の売上は毎年2桁の成長を遂げています。
成長株らしく二桁成長を続けています。
2022年は売上再成長を見込んでおり好感が持てます。
「ギフティ」の営業利益率(10%以上で優良)
営業利益率は下落気味です
業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「ギフティ」の営業利益率は直近予想で6%ほど。
営業利益率は下落傾向です。
積極的に人材を採用し、営業利益率は下がっています。
売上成長のための投資ということですね。
成長企業は社員数が増加しているところもポイントの1つなので社員が増えている点は好材料だと見ています。
「ギフティ」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは低いです
EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「ギフティ」のEPSは低い状態です。
まだ利益を出すフェーズではないという状況でしょう。
まずは売上成長を加速し利益を追求するのは数年後からになりそうですね。
「ギフティ」の自己資本比率(40%以上が安心目安)
自己資本比率は下がっています
「ギフティ」の自己資本比率は40%あたり。
2021年に13億円の有利子負債を追加し、いよいよ成長に向けたレバレッジ経営を開始しました。
そこまで自己資本比率は低くなっていないので、成長のために必要な資金調達だと考えていいでしょう。
今後の成長に期待したいです。
「ギフティ」の配当金(高いほど良い)
配当は今は無配です
「ギフティ」の配当は無配です。
今は配当は出さずに事業成長にフォーカスしています。
「ギフティ」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFはプラス推移です
「ギフティ」の営業CFはプラス推移です。
2020年の9億は前年のがズレた結果だと思うと安定して3,4億円を稼ぎだしていると見て取れます。
キャッシュフローは毎年3、4億円くらいプラスにする形で着地しています
「ギフティ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性は?)
現金は増加中です。
「ギフティ」の現金は110億円前後です。
転換社債型新株予約権付社債(CB)やIPOによる収入、有利子負債などで一気に110億円の現金保有額になっています。
現金はかなり膨らんできたので、今後は様々な投資によって事業活動を拡大していってくれることが期待できます。
「ギフティ」の当期純利益は上昇中か?
安定黒字で着地させています
「ギフティ」の当期純利益は毎年黒字です。
当期純利益も一定額を黒字で着地させており、健全に経営を行っています。
今後も黒字経営をしながら売上を伸ばしていって株価も伸ばしていってほしいですね。
【まとめ】「ギフティ」はeギフトシステムで業績を拡大中の成長企業
高い事業ポテンシャルで成長をしています
ギフティの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ー | 無配 |
売上高 | ◎ | 毎年20%成長 |
営業利益率 | ▲ | 6% |
EPS(1株利益) | △ | 低い |
自己資本比率 | ▲ | 40% |
1株配当 | ー | 無配 |
営業キャッシュフロー | ◯ | 安定プラス |
現金など | ◎ | 急上昇 |
総評としては、業績好調な成長企業です。
非常にPERが高い企業なので、毎回の決算が株価に影響する企業です。
高い市場ポテンシャルがあるeギフト業界、
またそれを使った経済システムによる事業成長も期待できます。
【チャートは?割安?】「ギフティ」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【買い】下落余地は限定的の成長株です
この記事の執筆時点(22/4/12)では株価は1,250円。
一時は1000億を超えた時価総額もいまは370億円程度と金利上昇にやられています。
一旦底値は打った形に見えますので、下値余地が少ないいまは買い時だと思っています。
※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
【分析ツール】個別株の分析をしたい方におすすめの記事
この記事をご覧のかたで、個別株の分析に興味がある方におすすめのツールがあります。
マネックス証券の「銘柄スカウター」を使った株の分析方法を解説しています。
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マネックス証券の「銘柄スカウター」です。
以下が気に入ってるところです。
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- 企業がどんな事業セグメントを持っているかがわかる
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