プラズマコイです(^^)
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3/18にSBI証券からビッグニュースが発表されました!
2022/4/1(金)から米国ETF10銘柄を「SBI ETFセレクション」として、買付手数料無料にするという内容です。
2022/4/1よりSBI証券の買付手数料 無料の米国ETFが下記10銘柄になります?✔$VT (全世界)$VTI (全米)$VOO (S&P500)$EPI (インド)$GLDM (ゴールド)$QQQ (NASDAQハイテク)$SPYD (米国高配当)$AGG (米国債権)$VGT(米国ハイテク)$IYR (米国不動産)
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析? (@purazumakoi) March 19, 2022
米国株投資の手数料ネックが解消されますね✨
米国株投資の問題がまた1つ解消されました。
今回のSBI証券の買付手数料が無料になることにより米国株投資のハードルがまた一つ下がった形といえるでしょう。
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今回の変更が「米国株投資のしやすさ」にどのような影響を及ぼすのか解説していきます?✔
- 長期投資では手数料に敏感になることが重要
- 日本株投資と米国株投資の買付手数料の違いについて比較
- 今回、無料対象になる10つのETFの特徴を解説
長期投資では「手数料」に敏感になることが重要
買付手数料はゼロにするのが理想です。
長期投資の資産運用では「手数料」をいかに払わないようにするかが重要です。
楽天証券の積立かんたんシミュレーションで計算をしてみます。
以下の例は毎月5万円を積み立てた場合と、
手数料4%とられて実質4.8万円になった場合の長期リターンの比較です。
毎月たった2000円の積立額の違いが
20年の長期で資産運用をした場合100万円もの差になるわけです。
このように手数料は100円、200円の少額であっても、
毎回発生するものは下げることが資産運用の鉄則です。
日本株と米国株の買付手数料の違いについて比較
手数料は日本株の方がお得です。
SBI証券の現在の日本株と米国株の手数料を見てみましょう。
SBI証券 | 日本株 | 米国株 |
---|---|---|
買付手数料 | 0円 ※アクティブプランの場合 ※1日の約定代金100万円まで | 約定代金 × 0.495% (税込) ※約定代金が2.02米ドル以下 ※上限手数料は22ドル |
日本株の買付手数料は無料にできる
日本株は一般の個人投資家なら1日に100万円以下の取引で抑えることは難しくありません。
そのため日本株を買う場合は無料にすることが十分可能です。
米国株は基本的には手数料がかかる
米国株は基本的には「約定代金 × 0.495 %」の手数料が発生します。
例えば200ドルの米国株を1株買ったとすると約1ドルの手数料がかかります。
1ドル=100円のレートで計算すると「2万円ごとに約100円の買付手数料が発生する」ことになります。
※購入時の円→ドルに両替をする際の手数料(スプレッド)は一旦無視しています。
もし20万円分を買ったとしたら
「2,000ドル×0.495%×100=990円」
約1,000円の手数料になります。
買付時もですが、売却時にも手数料がかかるので、
売買の回数が増えるほど手数料が収益を圧迫します。
日本株にくらべて、米国株は手数料的にハードルが高い投資対象と言えます。
4/1から無料対象になる米国ETF10銘柄
手数料は日本株の方がお得です。
今回手数料が無料になるのは米国の証券市場に上場している10つのETF銘柄です。
今回SBI証券で「買付手数料が無料」になるETFは以下になります。
ティッカー | 銘柄 | 経費率 |
---|---|---|
VT | バンガード トータル ワールド ストックETF | 0.07% |
VTI | バンガード トータルストックマーケットETF | 0.03% |
VOO | バンガード S&P 500 ETF | 0.03% |
EPI | ウィズダムツリー インド株収益ファンド | 0.84% |
GLDM | SPDRゴールド ミニシェアーズ トラスト | 0.10% |
QQQ | インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF | 0.20% |
SPYD | SPDRポートフォリオS&P 500高配当株式ETF | 0.07% |
AGG | iシェアーズ コア 米国総合債券市場 ETF | 0.04% |
VGT | バンガード 米国情報技術セクター ETF | 0.10% |
IYR | iシェアーズ 米国不動産 ETF | 0.41% |
今回の10銘柄で米国株投資は十分と言っても良い
必要な投資先は概ね網羅されている
今回の買付手数料無料が神アップデートだと思う理由は
「これだけで米国株投資は十分」なETFが揃っているからです。
ティッカー | 投資先の特徴 | 配当利回り |
---|---|---|
VT | 全世界の上場企業に投資 | 2.11% |
VTI | 米国のほぼ全企業に投資 | 1.51% |
VOO | 米国の株式指数 S&P 500指数に連動 | 1.58% |
EPI | インドに投資 | 0.86% |
GLDM | 金価格に連動 | ー |
QQQ | 米国の株式指数 NASDAQ100に連動 | 0.54% |
SPYD | 米国の株式指数 S&P500高配当指数に連動 | 4.70% |
AGG | 米国総合債券に分散して投資 | 1.71% |
VGT | 米国のIT企業に投資 | 0.83% |
IYR | 米国の不動産会社に投資 | 2.80% |
今回の10つのETFには、全世界・米国・金・新興国(インド)が含まれており、
これだけで長期運用のポートフォリオとしては十分だと言えます。
同じ商品でも投資信託よりETFのほうが手数料が安い
今回の10つETFは買付手数料は4/1から無料ですが、
毎日「経費率」の分だけ保有コストが発生します。
この経費率が重要で、例えばVTというETFは0.07%です。
これをETFで直接買うのではなく投資信託(SBI VT)の形で買うと0.1438%と倍の経費率になります。
経費率が0.0738%ほどの差なら誤差と見てもいいですが、
それでもETFを買ったほうが、経費の面では安くお得だと言えます。
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