プラズマコイです(^^)
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今回は「SOMPO HD」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
SOMPO HDは損保ジャパン(国内損害保険)を中心として、国内生命保険、海外保険、介護サービス、資産運用会社などを展開している企業グループです。
損害保険には、自動車保険、火災・地震保険、医療・介護保険などがあり、
一般家庭のライフステージに紐付いて使われるため、安定的に需要がある保険です。
損害保険や生命保険会社は、需要が安定しており、大手になると経営も安定するのが特徴です。
SOMPO HD(8630)は保険会社グループ?
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析? (@purazumakoi) May 24, 2022
損害保険を中心に各種保険を扱っています??
9年連続の増配を予定しており、株価も右肩あがりです??♂️
配当利回りは4.7%と連続増配&高配当株ですね?✔
そのため「SOMPO HD」も盤石の収益基盤を構築しており、
配当金も現在8年連続増配中で、9年目も増配の予想です。
連続増配の高配当株です。
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「SOMPO HD」は損害保険を中心として国内外に各種保険を提供
- 「SOMPO HD」のPER推移を見る
- 「SOMPO HD」の配当利回りをみる
- 「SOMPO HD」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「SOMPO HD」の経常利益
- 「SOMPO HD」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「SOMPO HD」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「SOMPO HD」の配当金(上昇傾向か?)
- 「SOMPO HD」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「SOMPO HD」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「SOMPO HD」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「SOMPO HD」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「SOMPO HD」は配当収入がメインで自身の配当金も右肩あがりの企業
- 「SOMPO HD」の今後の株価は?買い時かを予想する
「SOMPO HD」は損害保険を中心として国内外に各種保険を提供
国内損保が主な収益源です。
「SOMPO HD」の事業利益は主に「国内損保事業」から生み出されています。
損保ジャパンの事業ですね。
他にも海外保険、国内生命保険が主な収益源ですが、海外保険は年によって赤字のようで、総合すると国内生命保険で安定収入を得ている企業といえます。
SOMPO HDの主なセグメントは4つ
- 国内損害保険(損保ジャパン、セゾン自動車火災保険、損保ジャパンDC証券、損保ジャパンパートナーズ、SOMPOリスクマネジメント)
- 海外保険(Sompo International)
- 国内生命保険(SOMPOひまわり生命保険)
- 介護・ヘルスケア(SOMPOケア、SOMPOヘルスサポート)
時価総額は調査時点(5/23)で「1兆9085億円」ということで大型株ですね。
PERは11.8倍と一般的には割安です。
今回は「SOMPO HD」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※プラズマコイ調査のため事実と異なる内容の可能性があります。
「SOMPO HD」のPER推移を見る
いまのPERは割安です
「SOMPO HD」の調査時点のPERは8.9倍。
過去の水準でみるとかなり割安であると考えられます。
2022年になりPERは10倍を切っていますが、過去の水準から行くとこれほど低くなったタイミングはありません。
「SOMPO HD」の配当利回りをみる
配当利回りは4.75%です。
「SOMPO HD」の配当利回りは4.75%です。
配当利回り的にはかなり上昇傾向で、近年の推移をみると高い水準と言えます。
低いPERと連動して配当利回りもあがってきていますね。
業績が好調にもかかわらずこの配当利回りは・・・買い時感もあります。
「SOMPO HD」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は右肩あがりです。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「SOMPO HD」の売上は右肩あがりです。
保険料収入は毎年堅調に伸びていますね。
「SOMPO HD」の経常利益
経常利益も増加傾向です
「SOMPO HD」の経常利益は横ばいですが長期では上昇傾向です。
本業である、保険引受金利益よりも多くの利益が資産運用粗利益からでており、お金がお金を生む構造になっているようです。
「SOMPO HD」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは横ばいか上昇傾向でしょうか。
EPSは「上昇中であるか、100円超え」を目安としています。
「SOMPO HD」のEPSは概ね400円前後で安定しています。
2022年は過去最高で、2023年は下落していますが、それでも過去2番目の高さで依然として好調を維持しています。
「SOMPO HD」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は15%程度です
「SOMPO HD」の自己資本比率は15%程度です。
保険会社は、顧客からでお金を預かっている立場です。
そのため、自己資本比率は低くなる特徴があります。
自己資本比率の低さは問題ではないでしょう。
「SOMPO HD」の配当金(上昇傾向か?)
配当金は増配を続けています
「SOMPO HD」の配当は8年連続で増配しています。
2018年からは大きく配当金が増額しています。
2023年は1株260円と50円の大幅増配の予定です。
常に2桁の増配率を達成しており、増配株として株価も上昇していますね。
「SOMPO HD」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は30%ほどです。
「SOMPO HD」の配当性向は30%目安です。
2023年は減益にもかかわらず増配で配当性向は55%まで上昇予定です。
利益の多くが配当金で、配当性向を上げても事業運営に問題はなさそうです。
「SOMPO HD」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは増加傾向。
「SOMPO HD」の営業CFは増加傾向。
2021年、2022年と6000億円台と営業CFは一段と増えています。
2014年のプラ転以降は順調にのびており安心感のある推移です。
「SOMPO HD」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は増加傾向です。
「SOMPO HD」の現金は2022年終了時は1兆円を超えています。
総資産が13兆あることを考えると現金比率はそれほど多くないですが、規模が想像できないほど大きな現金を保有していますね。
現金は増加しており問題はなさそうです。
「SOMPO HD」の当期純利益は上昇中か?
当期純利益は過去最高を予想
「SOMPO HD」の当期純利益は安定上昇です。
2022年は一時要因があったためか大きく利益が伸びています。。
2023年は減益よそうですが、相変わらず利益は安定して高いですね。
【まとめ】「SOMPO HD」は配当収入がメインで自身の配当金も右肩あがりの企業
総資産13兆円の資産運用がお金を生み出します
SOMPO HDの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ◎ | 4.7% |
売上高 | ◯ | 上昇中 |
EPS(1株利益) | ◯ | 安定 |
経常利益 | ◯ | 安定 |
自己資本比率 | ー | 15%前後 |
1株配当 | ◎ | 連続増配 |
配当性向 | ◯ | 50%目安 |
営業CF | ◯ | 安心感がある。 |
現金など | ◯ | 増加傾向 |
総評としては、増配力が高い優良企業です。
利益構造からいくと、保険会社というよりも資産運用会社と言った方が良いかもしれません。
本業である保険業よりも、資産運用から生み出される収入が今後も増えて行きそうな企業です。
「SOMPO HD」の今後の株価は?買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【買い】本業が多少コケても資産運用で業績が上がり続けそうです。
この記事の執筆時点(5/23)では株価は5,489円。
株価は上場来の高値圏で、投資家が優れたビジネスモデル(資産運用会社としての)に気がついているのかと思うような伸びです。
連続増配株で、増配額も多く、投資対象としては非常に有望といえるでしょう。
※本記事は特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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