プラズマコイです(^^)
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今回は「ニーズウェル」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
ニーズウェルは業務系システム開発会社。
「保険・銀行業界を中心とした金融機関向けシステム」の売上が約50%と堅い業界をメインにビジネスを展開しています。
他にも各社のDX、IoT、AI、RPA、WEBシステムなどの取り組みや、
物流システム、建設システムの構築など幅広い分野でシステム開発をしています。
ニーズウェル (3992)はシステム開発会社?
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析? (@purazumakoi) March 14, 2022
「保険・銀行業界を中心とした金融機関向けシステム」の売上が約50%?
堅い業界をメインにビジネスを展開しています??♀️
対応製品のラインナップも豊富で今後の拡大も多方面で狙うことができ、
配当利回りが3%を超えているのも魅力です?✔
金融機関という「安定業績が見込める顧客がメイン」なのが心強いところです
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「ニーズウェル」は業務系システム開発を行う企業
- 「ニーズウェル」のPER推移を見る
- 「ニーズウェル」の配当利回りをみる
- 「ニーズウェル」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「ニーズウェル」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)
- 「ニーズウェル」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「ニーズウェル」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「ニーズウェル」の配当金(上昇傾向か?)
- 「ニーズウェル」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「ニーズウェル」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「ニーズウェル」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「ニーズウェル」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
- 「ニーズウェル」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「ニーズウェル」は財務優良で安定成長の企業
- 「ニーズウェル」の今後の株価は?買い時かを予想する
「ニーズウェル」は業務系システム開発を行う企業
金融機関を中心に多方面のシステム開発を行っています
「ニーズウェル」の事業利益は主に「システム開発」から生み出されています。
保険・銀行・クレジットカード・証券など金融機関向けのシステムが主軸で、
お金に関するサービスで培った高いシステム開発力を他業種・多方面に向けて展開しています。
ニーズウェルのセグメントは4つ
- 業務系システム開発
金融機関向けを中心とした社内業務で使うシステムの開発 - ソリューション・商品等
セキュリティシステムの導入など、自社及び他社のソリューション製品を導入・保守 - 基盤構築
サーバシステム、ネットワーク機器などの導入 - コネクティッド開発
車載機器、医療機器、映像機器などAI、IoTシステムを開発
時価総額は調査時点で「65億円」ということで超小型株ですね。
PERは14.3倍と標準の水準です。
今回は「ニーズウェル」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。
「ニーズウェル」のPER推移を見る
過去のPERから見るとそこそこ割安感が
「ニーズウェル」の今のPERは14.3倍。
過去の推移を見るとそこそこ割安になっているように見えます。
PERは過去の推移をみると10倍程度まではさがっていますので14倍あたりであれば買っても良い水準と見えます。
他の割安銘柄ではPERが10倍以下の銘柄も珍しくないので、
多少期待されているかなと言った水準です。
「ニーズウェル」の配当利回りをみる
利回りは3%くらいです
「ニーズウェル」の配当利回りは3.1%です。
成長企業と見たときに3%の配当利回りは安心感がありますね。
高配当株とまでは言いづらいですが、増配傾向がある銘柄です。
今のタイミングで買っておけば数年後の増配を見込むのであればお買い得かもしれません。
「ニーズウェル」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は上昇傾向です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「ニーズウェル」の売上は毎年増加しています。
ここ数年は年次で3億〜6億円の伸びですね。
急成長という成長力ではないですが、着実に成長をしている企業です。
「ニーズウェル」の営業利益率(業種によるが10%以上目安)
営業利益率は10%です
業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「ニーズウェル」の営業利益率は約10%です。
IT産業(商品の仕入れが要らない)の会社ということで営業利益率が高いですね。
今後も増加傾向で推移するかと思います。
上手くいけば営業利益率は15%あたりまでは伸ばせるかと思います。
「ニーズウェル」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは上昇中です。
EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「ニーズウェル」のEPSは少しずつですが増加傾向です。
まだEPSは40円程度という位置づけで今後の伸びには期待したいですね。
「ニーズウェル」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は80%ほどです。
「ニーズウェル」の自己資本比率は80%程度です。
有利子負債も完済し無借金経営を行っています。
有利子負債に頼らず成長を狙う企業方針で
財務状況としては盤石です。
有利子負債をいれて積極的なビジネスを行わない所から、
安定した高配当株に向いていそうです。
「ニーズウェル」の配当金(上昇傾向か?)
2021年に減配しています
「ニーズウェル」は連続増配の企業です。
毎年順調に増配を重ねてきています。
2022年は前年の記念配当がなくなり、1株20円の配当予想です。
「ニーズウェル」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は50%が目安です。
「ニーズウェル」の配当性向は50%が目安です。
そろそろ配当性向としては上昇余地がなくなってきました。
今後は利益の伸びとともに配当性向を維持しながら配当金を伸ばしていくフェーズだと言えるでしょう。
「ニーズウェル」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは範囲内を推移しています
「ニーズウェル」の営業CFは横ばい。
一定の範囲内で推移しています。
営業CFは成長していませんね。
安定的に現金を稼いではいますが、
現金創出力としてはそれほど成長していないことがわかります。
「ニーズウェル」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は増加中です。
「ニーズウェル」の現金は2021年終了時は27億円程度です。
総資産の半分以上が現金のキャッシュリッチ企業です。
いまも毎年2億円ほどはフリーCFが出ており、2021年はさらに増資によって資金調達をしていますね。
「ニーズウェル」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)
最近は配当も多く増加傾向です
「ニーズウェル」の配当総額は概ね右肩あがりですね。
配当総額も順調に増加しています。
「ニーズウェル」の当期純利益は上昇中か?
2022年は最高益を達成予定
「ニーズウェル」の当期純利益は過去最高を達成予定です。
利益は右肩あがりで成長しており、画像モジュール、通信モジュールなどの需要の高さが感じられます。
近年は半導体装置の機器も需要が高く業績の成長が著しいですね。
利益の観点からも業績は絶好調ですね。
【まとめ】「ニーズウェル」は財務優良で安定成長の企業
財務は盤石で配当も高い優良企業です
ニーズウェルの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ◯ | 3% |
売上高 | ◯ | 上昇中 |
EPS(1株利益) | ◯ | 40円 |
営業利益率 | ◯ | 10% |
自己資本比率 | ◎ | 約80% |
1株配当 | ◯ | 増配傾向 |
配当性向 | ◯ | 50%目安 |
営業CF | ◯ | 安定 |
現金など | ◯ | 増加傾向 |
総評としては、業績は安定成長、財務も安定な優良銘柄です。
配当利回りも3%を超えており、比較的安心して持てる企業です。
増配力はあまり残されていないので利益が上昇していくと思えるかが買い判断の分かれ目です。
「ニーズウェル」の今後の株価は?買い時かを予想する
最後に、記事執筆(3/15)時点でのプラズマコイの投資判断です。
【買い】直近ではチャートも良い
この記事の執筆時点では株価は667円。
業績は好調で、ここ最近はチャートが良いですね。
株価は上昇傾向です。
配当利回りも3%を超えており魅力的な水準です。
※本記事は金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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