株式投資・金融知識

【32年連続増配】花王(4452) は大手日用品メーカー。株価は?投資すべき?【安定配当】

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

今回は「花王」の財務状況をチェックしていきたいと思います。

「花王」は大手の日用品メーカーです。
メイン商品は洗顔料・ボディーソープ、衣料用洗剤・柔軟剤、シャンプー・リンス、化粧品などですね。

他には産業用のケミカル製品も取扱いがあります。

プラズマコイ

32年連続増配は継続中

花王といえば日本で最長の連続増配を達成しているリーダー企業です。

そろそろ株価下落で配当利回りもあがってきているので個人的には注目度が高まっていっる企業です。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

「花王」は日用品を中心に5つのセグメントで事業を展開

スーパーや薬局で買うような日用品がメインです

「花王」の事業利益は主に「ハイジーン&リビングケア、ヘルス&ビューティーケア事業」から生み出されています。
屋内や衣類をきれいに保ったり、個人の身だしなみを整えるための製品が多いですね。

※ハイジーン&リビングケア事業、ヘルス&ビューティケア事業、ライフケア事業を総称してトイレタリー事業と称します。

売上も利益も日用品が中心

足元では化粧品の利益率が低く苦戦しています。

「花王」は国内大手の日用品メーカー。
近年は業績が下落傾向で株価もさがっている

海外売上比率は、国内が60%、海外が40%です。
日本でのビジネスがメインですが海外比率も結構多いですね。

花王の5つ事業セグメント

  1. ハイジーン&リビングケア事業
    ファブリックケア製品、ホームケア製品、サニタリー製品
  2. ヘルス&ビューティケア事業
    スキンケア製品、ヘアケア製品、パーソナルヘルス製品
  3. ライフケア事業
  4. 化粧品事業
    スキンケア製品やメイクアップ製品
  5. ケミカル事業
    天然油脂原料から製造する油脂製品や、界面活性剤などの機能材料製品、トナー・トナーバインダーや水性インクジェット用顔料インクなどのスペシャルティケミカルズ製品

時価総額は調査時点で「2兆5488億円」ということで超型株ですね。
PERは21.7倍と割高水準です。

今回は「花王」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。
※プラズマコイの独自調査に基づく記事のため事実と異なる内容の場合があります。

「花王」のPER推移を見る


PER的には標準の水準です。

この株の「割安度」の判断目安として過去のPER比較を行います。
過去のPERより低ければ割安になっている場合があります。

「花王」の今のPERは21.7倍。

過去の推移をみると割安な水準に見えます
さらに20倍を切れば10年で最安の水準に突入です。

株価は下落傾向で、業績が復活する前提で見れば、魅力度が増していると見ています。

「花王」の配当利回りをみる

利回りは上昇中

「花王」の配当利回りは2.5%あたりです。

この10年では配当利回りが1%台を推移していましたので、
高配当株投資家にとっては買い場を探るタイミングです。

まだ高配当株とは言えない水準ですので、買いのタイミングを伺いたいですね。

「花王」の売上(上昇トレンドであるか?)

売上は上昇中です。

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「花王」の売上は横ばいです。
良くも悪くも売れゆきは変わらず推移していることがわかります。

ここまで売上が安定しているのも珍しいです。

「花王」の営業利益率(10%以上は欲しい)

営業利益率は10%程度です

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種や年度で異なりますが、日本全体の市場平均は7%ほどと言われています。
「花王」の営業利益率は約10%ほど。

営業利益率がさがっているのが株価下落の要因ですね。

製品の原材料が高騰しており、利益率が削られている状況です。
簡単に価格転換することができないので業績が悪化していますね。

「花王」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは下落傾向です

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSはプラズマコイ的には「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。

「花王」のEPSは2022年は246円予想で高い水準はキープできています。
しかし利益が下落傾向なのことがEPSからもわかります。

また自社株買いは活発な企業ですね。

「花王」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率は56%前後です。

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「花王」の自己資本比率は56%程度です。
有利子負債の額はすこしずつ増えていますが、自己資本比率は横ばいでコントロールされています。

財務としては問題なく経営が続けら得れています。

「花王」の配当金(上昇傾向か?)

連続増配の企業です

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「花王」は32連続増配の企業です。
2021年以降は利益が悪化しており増配額は減少しています。

2022年の一株配当は148円と増配予定です。

そろそろ増配余地は厳しくなってきましたがどこまで増配できるのか注目です。

「花王」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)


配当性向は60%あたりです。

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「花王」の配当性向は60%にまであがってきました。
少し前までは30%台でしたがあがってきていますね。

そろそろ増配余力がなくなってきましが今後はどこかで増配ストップになるでしょう。

「花王」の営業活動によるキャッシュフロー


営業CFは増加しています

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「花王」の営業CFは安定しています。
毎年概ね2000億円前後は維持できています。

営業CFは安定していて盤石な業績基盤を感じます。

営業CF的にはポジティブですね。

「花王」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)


現金は増加傾向です

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」もの。
貯めすぎは良くありません。

「花王」の現金は2021年終了時は3360億円程度です。

長期的には上昇傾向です。

現金の推移としては問題ないですが、配当原資としては心許ないですね。
配当維持を考えたときは業績の回復が待たれるところです。

「花王」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)


配当総額は上昇傾向です。

投資家は、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

業績が悪化しても配当の支払いが負担にならなければ減配のリスクは下がります。
そのため、配当金の支払額を見ることがポイントになります。

「花王」は連続増配銘柄です。配当総額は上昇中です。

そろそろ配当総額も700億円に届きそうですね。
配当総額もかなり膨れ上がってきました。

「花王」の当期純利益は上昇中か?


当期純利益は悪化途中です

「花王」の当期純利益は減少傾向です。
2022年は反転予想ですのでここは注目したいところです。

業績が下げ止まるのを見越して(あるいは見届けてから)
配当利回りが高い状態で買うのが狙い所です。

【まとめ】「花王」は32連続増配の安定銘柄。業績は悪化の途中で株価が下落・配当利回りが上昇中

プラズマコイ

業績は好調ですが株価があがってきています。

花王の財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り2.5%
売上高横ばい
EPS(1株利益)下落
営業利益率10%
自己資本比率56%
1株配当連続増配
配当性向60%くらい
営業CF安定
現金など上昇傾向
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、株価が下がってきたら買いを検討したい銘柄です。

今は業績が悪く株価が下落中で魅力度があがってきている銘柄です。

配当利回りが3%、3.5%になってきたら相場を見ながら買いたい銘柄です。
あとは業績が反転してくるタイミングを探る展開ですね。

「花王」の今後の株価は?買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】まだ我慢の時です

この記事の執筆時点では株価は5,366円。

株価も高く個人投資家には買いづらい金額&チャートですね。
個人的には現段階では4500〜4000円あたりで買いたい銘柄です。

※本記事は個別株の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。

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