プラズマコイです(^^)
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前回こちらの記事で、暴落時の買い方を解説しました!
記事内では比較的「積極的な逆張りでの投資法」になっていました。
今回は暴落時ではなく、平常時に高配当株を買う場合について解説していきます。
暴落は頻繁にくるわけではないですし、
株式投資を通じて経済を学ぶ意味でも、定期的に株を買っていきたいですよね。
コイが考える「買いたくなる高配当株」の水準です🎏
— プラズマコイ@日本の高配当株でコア・サテライト戦略🎏 (@purazumakoi) September 21, 2022
✅ 魅力的な水準の条件 ✅
・配当利回り3.75%(税引後3%)以上
・増配傾向、配当性向50%以下
・売上利益が上昇傾向
・営業利益率が10%以上
・手持ち現金が増加傾向
・PERが12倍以下
・PBRが1倍以下
全部満たすのは地味な中小企業が多いです✨
Tweetよりも詳しい項目も追加して解説していきます。
暴落時以外でも、高配当株を買いたい方の役に立つ記事になればと思います。
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優良高配当株の条件をみて、割安なタイミングで買っていきましょう
平常時の株価は暴落時のように一気に落ちるわけではなく、
決算や世界経済の状況を少しずつ折込み反映されていく形になりますね。
(決算が悪ければ一気に落ちることもあります)
優良株を買うタイミングを今から学んでいきましょう。
高配当株の「優良企業の条件」
高配当株に求められる条件の”優先順位”を知りましょう
「優良企業」と言っても、上場したばかりで配当を出していない企業は、高配当株としての優良企業とはいえません。
高配当株投資は、株価の成長よりも、配当金を長期で安定して受け取ることが目的です。
成長企業とは違った項目を重要視します。
プラズマコイが考える、高配当株投資での優良企業の条件を紹介します。
▼ 優良企業の条件は以下 ▼
高配当株投資での優良企業の条件
- 【高配当】配当利回りが3.75%(税引き後3%)以上
- 【安定配当】配当が安定・増配傾向。配当性向は50%以下が目安
- 【強いビジネス】売上・利益が上昇している。営業利益率が10%以上。手持ち現金が増加傾向。
- 【割安水準】PERが12倍以下、PBRが1倍以下
※①から順番に優先順位が高い項目になります。
※条件は大体の目安です。総合的に割安かを考えます。
ここから各項目について詳しく解説していきます。
【高配当】配当利回りが3.75%(税引き後3%)以上
配当金は手取りで3%以上は欲しいです。
もっとも優先順位が高い条件は高配当株であることです。
具体的には配当利回りが3.75%(税引き後3%)以上です。
※株主優待も含めて”配当金+優待”の”総合利回り”で考えることもあります。
利回り目安はこびと株さんの方針を参考にしています。
欲を言えば、配当利回りが4%〜6%のときに買いたいところですが、平常時では4%前後であれば十分高配当株として検討できるでしょう。
逆に、配当利回りが常に5%を超えている企業はなにかしらの減配リスクがあるので購入前には注意がしたいです。
【安定配当】長期的に配当金を出し続けられる
減配をしなさそうな企業に投資しましょう。
2番目に優先順位が高い条件は「安定的に配当金をだせるか?」です。
高配当株は、配当金を目当てに買われるので、配当金が減らない限り株価はさがりにくいです。
逆にいうと、配当金が減りそうだと思われると株価が下がり、実際に配当金が減ったら株価 はもっと大きく下がります。
そのために、配当金が減らなさそうか、チェックしておく必要があります。
▼ 配当金を出し続けられそうか チェックリスト ▼
- 配当金が増加傾向である(連続増配や連続非減配の企業だと良い)
- 配当性向が50%以下である
配当金が目当てなので、今後も増配傾向をつづけられるかが投資のポイントになりますね。
はじめから連続増配株や、累進配当(減配しない)の企業を選んでおくと、減配リスクが下がりますので、連続増配株は人気になりやすいです。
【強いビジネス】業績が下がりにくい企業を選ぶ
新しい企業に負けない自力の強い企業を選びましょう
3番目に優先順位が高い条件は「業績(売上・利益)が下がりにくい企業」であることです。
最近では毎月定期的に収入があるビジネスを「ストックビジネス」と呼び注目されています。
投資家が企業の株を買うかを判断するときに「今後も安定して利益をあげられるか?」は重要ということがわかりますね。
特に高配当株は成熟産業(おじいちゃん企業)が多いため、
若い企業に負けず永続的に繁栄できる「マッチョなおじいちゃん企業」に投資するのが大切です。
▼ マッチョなおじいちゃん企業か チェックリスト ▼
- 売上が上昇傾向
- 利益が上昇傾向
- 営業利益率が10%以上(20%以上は非常に強い)
- 自己資本比率が60%以上(最低40%以上)
- 営業キャッシュ・フローが安定か上昇傾向
- 現金保有高が上昇傾向
有名なシーゲル教授の「株式投資の未来」でも配当金を出し続けられる「永続企業」への投資がすすめられています。
【割安水準】実力に対して安売りされている
「バーゲン・セール中」の株を買いましょう
どんなに売上、利益が伸びていても、実力以上に買われている株は、どこかで売られてしまいます。
高配当株であっても、もらえる配当金よりも株価がさがってしまうような、株価が高いタイミングで買うのは避けたいです。
そのため、株価が割高ではないことを判断する必要があります。
今の株価が”割高”か”割安”かを判断するのは難しいですが、
以下のチェックポイントを「全て通過できたらリスクは抑えられる」でしょう。
▼ 一般的な割高・割安 チェックリスト ▼
- PERが12倍以下(8倍以下はかなり割安)
- PBRが1倍以下(0.5倍以下はかなり割安)
▼ 一歩進んだ割高・割安 チェックリスト ▼
- 今のPERがその会社の過去のPER平均と比べて低い
- 売上、利益に一時的な増加理由がなく、減少する見込みが低い。
- 日経平均PER(加重平均)に比べて、PERが低い
暴落時以外でも高配当株を買うチャンスはあります
条件を満たす銘柄を見つけたら買い検討をしても良いでしょう
最後にまとめです。
今回は、高配当株投資においての「優良企業の条件」「割安・割高を判断」を解説しました。
条件はプラズマコイの独自解釈の部分もありますが、多くの投資家さんの本を読んだ結果なので、比較的ポピュラーな条件になっていると思います。
高配当株投資での優良企業の条件
- 【高配当】配当利回りが3.75%(税引き後3%)以上
- 【安定配当】配当が安定・増配傾向。配当性向は50%以下が目安
- 【強いビジネス】売上・利益が上昇している。営業利益率が10%以上。手持ち現金が増加傾向。
- 【割安水準】PERが12倍以下、PBRが1倍以下
※①から順番に優先順位が高い項目になります。
※条件は大体の目安です。総合的に割安かを考えます。
普段から少しずつ優良な高配当株に投資を行い、いざ暴落が来た時に向けたときにすぐ出動できるよう、少しずつでも良いので日々、個別株を買うことをおすすめしたいと思います。
※平常時はキャッシュポジションは最低20%以上保持して、暴落が来た時に買うための現金は準備しておきましょうね!
※本記事は特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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【分析ツール】個別株の分析をしたい方におすすめの記事
この記事をご覧のかたで、個別株の分析に興味がある方におすすめのツールがあります。
マネックス証券の「銘柄スカウター」を使った株の分析方法を解説しています。
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- 企業がどんな事業セグメントを持っているかがわかる
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