プラズマコイです(^^)
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今回は「豊田自動織機」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
豊田自動織機は「産業機械メーカー」です。
主力製品はフォークリフトです。各サイズのフォークリフトをフルラインナップで製造しています。
次いで自動車関連では、トヨタ車のRAV4の企画開発や自動車パーツを作っています。
ほかには繊維機械も製造していますね。
豊田自動織機(6201)は産業車両メーカー🏢
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析🎏 (@purazumakoi) August 3, 2022
フォークリフトやトヨタ車のRAV4などを製造しています🚗
トヨタグループの本家ですね⛰️
業績は右肩あがりで堅調に推移しています♪
■株価指標(8/3時点)
PER 13.0倍
PBR 0.62倍
配当利回り2.32%
安定業績の大型企業です。
子会社にはアイチコーポレーション(6345)がいます。
ブログで紹介しています↑↑
こちらも業績は堅調で安定企業といえますね。
- 「豊田自動織機」は産業用の車両・機械を製造
- 「豊田自動織機」のPER推移を見る
- 「豊田自動織機」の配当利回りを見る
- 「豊田自動織機」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「豊田自動織機」の営業利益率(10%以上が目安)
- 「豊田自動織機」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「豊田自動織機」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「豊田自動織機」の配当金
- 「豊田自動織機」の配当性向(儲けの何割を配当に出す?)
- 「豊田自動織機」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「豊田自動織機」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「豊田自動織機」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「豊田自動織機」は安定業績・安定配当の企業
- 【チャートは?割安?】「豊田自動織機」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「豊田自動織機」は産業用の車両・機械を製造
豊田自動織機の主な事業セグメントは3つ
- 産業車両
フォークリフト、搬送機器・システム、洗浄機械など - 自動車
RAV4、自動車のエンジン、カーエアコン用コンプレッサー、電子機器など - 繊維機械
高速リング精紡機、高速粗紡機、エアジェット織機、ウォータージェット織機
フォークリフトが主力の安定企業です
「豊田自動織機」の事業利益はおもに「産業車両」の製品で生み出されています。
フォークリフトは小型から大型までフルラインナップで製造しています。
自動車では、トヨタグループの本家企業という立ち位置で、
トヨタ車の車体やエンジンなどの製造にかかわる事業を行っていますね。
時価総額は22/8/3時点で「2兆5,285億円」ということで超大型株ですね。
PERは13.0倍と一般的には標準水準です。
今回は「豊田自動織機」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※各種指標の表はIRBANKより引用しています。
「豊田自動織機」のPER推移を見る
PERは過去比較だと割高水準ですね。
「豊田自動織機」のPERは13.0倍(22/8/3時点)。
過去の推移を見ると割安感はありません。
コロナショック以降に株価を伸ばしてPERも上がっていますね。
「豊田自動織機」の配当利回りを見る
配当利回りは2%台です
「豊田自動織機」の配当利回りは2%台です。
近年は増配により徐々に配当利回りが上昇しています。
株価もあがっていますし配当金も増加している企業で、過去比較をするなら長期投資として素晴らしいパフォーマンスを出しています。
「豊田自動織機」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は上昇傾向です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「豊田自動織機」の売上は上昇傾向です。
売上は2023年に3兆円を突破する見込みで堅調に成長していますね。
産業車両は売上が右肩あがりなところが大きなポイントでしょう。
「豊田自動織機」の営業利益率(10%以上が目安)
営業利益率は5%前後です。
業種ごとで異なりますが、営業利益は4%〜7%を目安としています。
「豊田自動織機」の営業利益率は5%ほどです。
営業利益率は2016年から下落傾向です。
原材料や人件費の高騰が影響しているのか利益率は減少気味ですね。
「豊田自動織機」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは上昇傾向です。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円以上」が一つの目安です。
「豊田自動織機」のEPSは上昇傾向です。
2016年の618円を最高値として、近年は600円を目指して上昇中です。
今後は2016年の最高値の更新を目指す形でしょう。
自社株買いも毎年0.2億円程度実施されています。
「豊田自動織機」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は上昇傾向です。
「豊田自動織機」の自己資本比率は50%程度で推移しています。
有利子負債は増加傾向ながら、自己資本の増加が上回り、自己資本比率は増加傾向です。
現在の50%程度であれば問題ない水準です。
業績も好調で、自己資本比率も増加傾向な点から「現在の状況は問題ない」と言えるでしょう。
「豊田自動織機」の配当金
配当は横ばい・上昇傾向です
「豊田自動織機」の配当金は上昇傾向です。
2021年にコロナショックの影響で減配をしていますが減配幅も少なかったですね。
2022年は1株180円と増配予想です。
長期で増配を続けている増配株として評価できるでしょう。
「豊田自動織機」の配当性向(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は30%が目安です。
「豊田自動織機」の30%を目安としているようです。
配当性向は市場平均なみですね。
株主還元の意識は平均並みの企業と言えるでしょう。
配当性向30%で増配を続けられており、経営状況は順調です。
「豊田自動織機」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは増加傾向です。
「豊田自動織機」の営業CFは増加傾向です。
長期的に見ると営業CFは2020年から3000億円を超えており、
営業CFが上昇傾向なのは非常に良い傾向だと思います。
近年の株価上昇にはCFの伸びも後押ししていそうです。
「豊田自動織機」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は安定推移です。
「豊田自動織機」の現金は2470億円ほどです。
総資産は7.63兆円ほどで、総資産に占める現金の比率は3%程度です。
現金比率としてはかなり低い水準です。
しかし短期の預金が3280億円ほどあります。
長年もの間、現金は毎年2000億円ほどで、現金保有額としては問題ないでしょう。
「豊田自動織機」の当期純利益は上昇中か?
当期純利益は上昇傾向です。
「豊田自動織機」の当期純利益は増加傾向です。
2023年も1850億円予想と、年々利益も上昇しています。
安定的に利益を伸ばせているところは評価できるでしょう。
【まとめ】「豊田自動織機」は安定業績・安定配当の企業
業績が安定している超大型企業ですね。
豊田自動織機の財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ▲ | 2.32% |
売上高 | ◯ | 上昇傾向 |
営業利益率 | ▲ | 5%程度 |
EPS(1株利益) | ◯ | 上昇傾向 |
自己資本比率 | ◯ | 50%前後 |
1株配当 | ◯ | 増加傾向 |
配当性向 | ◯ | 30%目安 |
営業キャッシュフロー | ◯ | 概ね安定 |
現金など | ◯ | 安定推移 |
当期純利益 | ◯ | 上昇傾向 |
総評としては「安定成長の大型企業」です。
売上、利益は順調に増加しており、配当金も増加傾向ですね。
今はPER的には割安感は薄いですが業績が堅調なこともあり下がってきたら買いたい企業です。
【チャートは?割安?】「豊田自動織機」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】短期では調整局面です
調査時点(22/8/3)では株価は7,760円。
株価チャートは右肩さがりですね。
原材料などの高騰で利益が圧迫されそうで、株価は少しずつさがっています。
2021年は株価が大きく上昇しており、2022年は調整相場が続いています。
今は手を出しづらい状況でしょう。
※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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