プラズマコイです(^^)
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今回は「営業利益率」について解説してきます。
株式投資をする上で、その企業の営業利益率を見ることは重要です。
なぜ営業利益率を見るべきなのでしょうか?
営業利益率が高い企業は、競合優位性を持っている強い企業の場合が多いからです。
競合優位性は技術力や高いサービス力などによって作られます。
それにより儲かりやすい企業が生まれるため、営業利益率は重要な指標になるのです。
儲かりやすい企業であれば、稼いだお金を設備投資などに使い、事業をどんどん大きくできます。業績悪化の時も倒産リスクは低いです。
株主還元もたくさん期待できますね。
つまり、営業利益率が高いほうが、将来的に投資家にとってメリットになりやすいと言えるでしょう。
企業分析をするときにチェックしたい
— プラズマコイ@日本の高配当株でコア・サテライト戦略🎏 (@purazumakoi) October 1, 2022
「営業利益率」について 🎏✔
「営業利益率」は投資を検討する時にチェック必須な数字です。
コイは投資をする前に
・営業利益率が高いか?
・営業利益率は上昇傾向か?
これらをチェックします🎏✔
特に営業利益率が30%以上を続けている企業は魅力的ですね💕
今回は、企業の強さを知るための「営業利益率」の見方や考え方を解説していきます。
また、営業利益率と合わせて見ていきたい別の数字も紹介していきます。
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営業利益率が高い企業は、それだけで注目度が高くなりますね
営業利益率が高い企業は、そのビジネスの強みから注目度が高く、PERも高めになりがちです。
営業利益率が高いからといって、永遠に株価があがったり、増配をできるわけではありませんが、企業の永続性の観点では確実にプラス要因で、強いメリットであることは確かですね。
企業分析の指標解説はシリーズ化していきます。
#企業分析の指標 ←ほかの解説はこちらから
営業利益率ってどんな数字?
営業利益率は「売上高に対する営業利益の割合」のことです。
営業利益率は「売上高に対する営業利益の割合」のことです。
・・・はて?よくわかりませんね。
営業利益”率”の前に、そもそも「営業利益」が何かについて学びましょう。
営業利益”率”と合わせて「営業利益」について把握しよう
営業利益は、その企業が本業で儲けた金額です。
営業利益率は、売上高に対する、営業利益の割合です。
企業は売上高をあげるため、人を雇い(人件費)、広告を出し(販売費の中の広告宣伝費)、お店の家賃を払い(一般管理費の中の家賃)など様々な経費がかかります。
営業利益率は、これらのコストをなるべく抑えて、売上高をあげる力が現れている結果です。
つまり、営業利益率が高いということは、同じ金額を売るにも、経費を抑え、効率的に儲けることができているということになります。
営業利益率が高い企業ってどんな企業?
営業利益率が高い企業ってどんな企業でしょうか?
ここまでで、営業利益率が高い企業の強さについて紹介してきました。
では、どんな企業が営業利益率が高くなるのでしょうか?
もちろん企業の経営が上手いことが答えですが、
経営者の手腕だけではなく、業種の特性というものがあります。
「安定して高い営業利益率」の企業が多い業種
- 金融系(銀行、保険、証券、クレジットカード、ローン融資など)
- IT企業
- 通信キャリア
- 寡占・独占状態の企業
安定して儲けられる業種はの筆頭は金融系の業界です。
いわゆる「金貸し」「手数料ビジネス」が該当します。
例えば全国保証(7164)は住宅ローンの会社です。
住宅ローンは典型的な「金貸し」による金利収入ビジネスですね。
近年人気なのはIT事業ですが、注意点は競争が激しいところです。
それでも、ITビジネスのいいところはパソコン1台だけで出来る点です。
つまり、経費が抑えられるということです。
競争は激しいですが「IT事業 x ストックビジネス」というのは一つの王道パターンになっています。
例えば、商品のストック性が高いオービック (4684) のようなIT企業は非常に営業利益率が高くなっています。
オービックの場合はIT産業の中でも、会計ソフトという参入障壁が高い商品を扱っているため、無敵の強さを誇っていますね。
営業利益率と合わせて見たいチェック項目3選
営業利益率と一緒に見たい項目を紹介します。
営業利益率が高いと企業の魅力はあがります。
しかしそれだけで、その企業の株を買うかは決めきれないところがあります。
そのため、営業利益率と合わせて見ておきたい3つの項目を紹介します。
営業利益率と合わせてみたい項目3選
- 売上高
売上高が上昇傾向であることが大事。営業利益率が高い企業は売上高があがると、利益がたくさん残る - 営業活動によるCF
売上高が上昇傾向で、営業利益率が高ければ、営業CF(現金を稼ぐ力)は高くなる傾向がある。 - 経常利益
営業利益に対して、大きな経常利益の上下が続く場合、企業価値の見直しが必要になる可能性がある。
【まとめ】高い営業利益率の企業は強者の証
連続増収・増益企業ならなおさら魅力的ですね。
最後にまとめです。
今回は「営業利益率の見かた」について解説しました。
企業業績を分析する「ファンダメンタルズ分析」を行う上でプラズマコイが強く注目する項目が「営業利益率」です。
営業利益率が高い企業は、強いビジネスモデルを持っている場合が多く、簡単に倒産しにくい傾向があります。
その上で増収・増益を続けている企業であれば、今後の利益増加や株主還元にも期待できますね。
この記事のまとめ
- 営業利益率が高い企業は「競合優位性」が高い強い企業である。
- 営業利益率が高い企業は「安定成長」「業績悪化時も耐えられる」の可能性が高い。
- 営業利益率が高い企業は「将来的に投資家」に高い株主還元が期待できる。
※本記事は特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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