プラズマコイです(^^)
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今回は「エクシオグループ」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
「エクシオグループ」は5G用の基地局など「通信インフラ」を建設する会社です。
5G関連銘柄として将来性に期待されている企業ですね。
物理的なハード領域のほか、システム構築などソフト領域の事業も展開しています。
エクシオグループ(1951)は通信設備の建設会社?
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析? (@purazumakoi) June 4, 2022
設備建設のほか、システム関連の事業も行っています?
ハード事業(建設)が主力ですが、ソフト側(システム)の事業も育成しています???
10年連続増配、配当利回り4.8%と「増配株&高配当株」です。
株価は下落傾向でその点は注意が必要です??
通信設備の建設をメインに事業展開をしている企業です
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「エクシオグループ」は通信インフラなど3つの事業を展開
- 「エクシオグループ」のPER推移を見る
- 「エクシオグループ」の配当利回りを見る
- 「エクシオグループ」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「エクシオグループ」の営業利益率(10%以上は優秀)
- 「エクシオグループ」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「エクシオグループ」の自己資本比率(目安40%以上)
- 「エクシオグループ」の配当金(高いほど良い)
- 「エクシオグループ」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「エクシオグループ」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「エクシオグループ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「エクシオグループ」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「エクシオグループ」は高配当の10年連続増配企業
- 「エクシオグループ」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「エクシオグループ」は通信インフラなど3つの事業を展開
エクシオグループの主な事業セグメントは3つ
- 通信キャリア
基地局建設、光アクセス工事、CATV関連工事、鉄道通信工事、ネットワーク設備の建設など - 都市インフラ
電気設備・土木工事・環境設備の建設など - システムソリューション
次世代オフィス、ITインフラ・運用、オペレーション自動化、マネージドサービス 、サイバーセキュリティ対策など
主に国内施設の「電気・ネットワーク敷設」の業務を展開
「エクシオグループ」の事業利益は主に「通信キャリア」の事業もたらされています。
「都市インフラ」事業とともに、建設業の側面が強い企業ですね。
近年はDXがトレンドになっており、システム関連の事業も全体の約30%を占めるほどに成長していきました。
時価総額は調査時点で「2,441億円」ということで中型株ですね。
PERは9.0倍と割安水準です。
今回は「エクシオグループ」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
「エクシオグループ」のPER推移を見る
いまのPERは過去比較では割安水準です。
「エクシオグループ」の調査時点(22/6/3)のPERは9.0倍。
過去の水準と比較すると割安です。
株価が減少傾向にあり、PER的には割安感が高まってきています。
「エクシオグループ」の配当利回りを見る
配当利回りは上昇中です。
「エクシオグループ」の配当利回りは4.86%(22/6/2時点)
近年は増配によりかなり高配当化しています。
文句なしの高配当株ですが、株価の下落傾向であることも鑑みると、
投資家は今後の事業成長は怪しいと見ていると考えられます。
株主優待はクオカード
株主還元は使いやすいクオカードです。
しかし1,000株からなので優待目当てでは買いづらい銘柄ですね。
対象株数 | 優待品 |
---|---|
1,000株 | 1,000円相当 継続保有3年以上で2,000円相当 |
「エクシオグループ」の売上(上昇トレンドであるか?)
業績は少しずつ上昇中。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「エクシオグループ」の売上は上昇傾向です。
2017年から連続で増加しています。
売上は増加を続けており好印象です。
「エクシオグループ」の営業利益率(10%以上は優秀)
営業利益率は6〜7%ほどです
業種ごとで異なりますが、営業利益は4%〜7%を目安としています。
「エクシオグループ」の営業利益率は6〜7%ほどです。
直近10年間で見ると営業利益は変化なしで、効率的に稼ぐ力は横ばいであると言えます。
「エクシオグループ」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは増加傾向です。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「エクシオグループ」のEPSは増加傾向です。
近年の推移に注目すると2020年のコロナショック以降は業績が復活しており、
EPSは200円を安定して超えています。
自社株買いも毎年30億〜50億ほど実施しています。
「エクシオグループ」の自己資本比率(目安40%以上)
自己資本比率は50%〜60%目安です。
「エクシオグループ」の自己資本比率は50〜60%です。
近年は有利子負債による資金調達を活発に行っており自己資本比率は下落傾向です。
しかし50%は超えており今は問題なしでしょう。
「エクシオグループ」の配当金(高いほど良い)
配当は10年連続増配です。
「エクシオグループ」の配当は10年連続増配企業です。
配当額は毎年増加しています。
2023年は1株102円と連続増配記録を更新の予定です。
10年間で配当額は約5倍に増えました。
「エクシオグループ」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は30%〜50%ほどです。
「エクシオグループ」の配当性向は30%〜50%ほどです。
配当性向は年によってバラツキがあり、配当性向よりも連続増配の方に意識が向いているように感じます。
配当性向を意識するのは50%が複数年で連続して超えてきてからでしょうか。
それまでは安定的に増配をしてくれそうです。
「エクシオグループ」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは上下がありますが、安定プラス。
「エクシオグループ」の営業CFは年によって上下はありますが安定プラス。
大規模の建設事業がメイン事業であることから、入金が次の年になることが多い業種ですね。
そのため、2年、3年平均で安定しているかを見るのがポイントになります。
1年単位で見ると営業CFの上下はありますが、概ね安定していると見て良いでしょう。
「エクシオグループ」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は増加傾向です。
「エクシオグループ」の現金は2022年終了時は537億円程度です。
近年は有利子負債を増やしており、現金保有額に積み上がっています。
事業規模が大きくなってきており、事業運営ようの現金保有額も増加が必要といことでしょうか。
今後のM&Aや事業展開にも注目です。
「エクシオグループ」の当期純利益は上昇中か?
利益は増益傾向です。
「エクシオグループ」の当期純利益は2023年は256億円予想です。
減益予想ですが高い水準は保てる想定です。
当期純利益の面からは大きく問題はなさそうですが、
2024年の業績も減益になると2年連続減益ということで、株価は下落に転じやすいと言えるでしょう。
【まとめ】「エクシオグループ」は高配当の10年連続増配企業
連続増配&高配当が魅力の企業です
エクシオグループの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ◯ | 4.8% |
売上高(営業収益) | ◯ | 上昇傾向 |
営業利益率 | ▲ | 6〜7%ほど |
EPS(1株利益) | ◯ | 横ばい |
自己資本比率 | ▲ | 50%ほど |
1株配当 | ◎ | 10年連続増配 |
配当性向 | ◯ | 30〜50%目安 |
営業キャッシュフロー | ◯ | 安定推移 |
現金など | ◯ | 上昇中 |
総評としては、無理せず連続増配をできている優良企業です。
かなり高配当化をしているので、非常に魅力的に見えますが、株価は下落中で注意が必要です。
2023年の売上、利益は企業側の予想よりコンセンサス予想が下なので、購入検討をする際は毎回の決算には注目したい企業です。
「エクシオグループ」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【中立】下落トレンドなのが気になるところ。
この記事の執筆時点(22/6/3)では株価は2,090円。
現在はコロナショック時点の株価まで下がってきて、
PER9倍、配当利回り4.8%はかなり割安に見えます。
しかし2018年9月につけた3,300円ほどから株価は下落トレンドで、
今後も下がり続ける可能性も十分あります。
リスクを承知の上、購入検討をしたい企業です。
※本記事は特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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