プラズマコイです(^^)
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今回は「ホギメディカル」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
「ホギメディカル」は「医療関連製品メーカー」です。
主力の手術室用キット「プレミアムキット」のほか、医療用具・医療用不織布・感染防止等の医療製品、手術室マネジメントサービス「オペラマスター」の提供などを行っています。
ホギメディカル(3593)は医療製品メーカー🏢
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析🎏 (@purazumakoi) June 6, 2022
手術室用キット「プレミアムキット」に注力して今後の事業成長を推進しています🏥
10年連続で非減配ですが配当性向は45%で業績、株価は下落傾向📉
今買うと逆張りになるので増配株ではありますが慎重に見て行きたい企業です🎏✔
主力の手術用キットの販売動向が今後の業績のカギを握ります
この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?
- 「ホギメディカル」は手術用キットなど医療製品を展開
- 「ホギメディカル」のPER推移を見る
- 「ホギメディカル」の配当利回りを見る
- 「ホギメディカル」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「ホギメディカル」の営業利益率(10%以上は優秀)
- 「ホギメディカル」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「ホギメディカル」の自己資本比率(目安40%以上)
- 「ホギメディカル」の配当金(高いほど良い)
- 「ホギメディカル」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
- 「ホギメディカル」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「ホギメディカル」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「ホギメディカル」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「ホギメディカル」は10年連続非減配増配中の不動産会社
- 「ホギメディカル」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「ホギメディカル」は手術用キットなど医療製品を展開
ホギメディカルは医療用の製品展開
- キット製品
パッケージを開封すればすぐに手術準備が開始可能な手術用キット - メッキンバック
滅菌用包装袋 - 医療用不織布製品
医療現場の感染防止用の不織布製品 - オペラマスター
収益・安全性の向上と業務の効率化を目的とした「キット製品・物流・情報管理」の統合システム - その他医療関連製品
医療の現場をサポートする様々な新製品やツールを開発
主力はキット製品です
「ホギメディカル」の事業利益は主に「キット製品」からもたらされています。
手術に使われる道具をまとめたキット製品が売上構成比の半分以上を占めています。
時価総額は調査時点で「985億円」ということで中型株ですね。
PERは16.0倍と標準の水準です。
今回は「ホギメディカル」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
「ホギメディカル」のPER推移を見る
いまのPERは過去比較では割安の水準です。
「ホギメディカル」の調査時点(22/6/7)のPERは16.0倍。
過去の水準と比較すると多少割安感があります。
利益が減少しているため、株価がさがっていると考えるのが第一ですが、
PER的には必要以上に不人気になっているようにも見えます。
それでもPER16倍は、他の連続増配株と比較しても多少高めに感じます。
「ホギメディカル」の配当利回りを見る
配当利回りは2.3%まであがってきました。
「ホギメディカル」の配当利回りは2.33%(22/6/3時点)
2020年まで2%未満だった配当利回りも2.3%まで上がってきました。
まだ高配当とは言いづらいですが、少しずつ利回りが上がってきているところに注目です。
株主優待はクオカードやマスク
対象株数 | 優待品 |
---|---|
100株 | 下記からいずれかを選択 (1)QUOカード(クオカード)1,000円相当 (2)オリジナルカレンダー 1つ (3)ホキ美術館招待券 1枚 マスク 10袋(50枚)※3年保有で20袋(100枚) |
400株 | マスク 20袋(100枚) |
「ホギメディカル」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は安定上昇です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「ホギメディカル」の売上は概ね上昇を続けています。
コロナショックも大きな影響はなかったようです。
2023年は過去最高の売上を更新する予定です。
「ホギメディカル」の営業利益率(10%以上は優秀)
営業利益率は16%ほどです
業種ごとで異なりますが、営業利益は4%〜7%を目安としています。
「ホギメディカル」の営業利益率は16%ほどです。
過去では25%あたりの営業利益率を達成していた時期もありますが、近年は減少気味です。
それでも2022年と2023年の予想も営業利益率は16%と持ち直し傾向です。
営業利益は二桁を超えていて高い部類ですが、過去と比較して低くなっているのは印象としては良くありませんね。
「ホギメディカル」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは概ね横ばいです。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「ホギメディカル」のEPSは横ばい傾向で200円弱を推移しています。
2023年は過去最高水準のEPSを達成予定で、復活の年になるか注目ですね。
また、2022年に188億もの大規模な自社株買いを行っています。
「ホギメディカル」の自己資本比率(目安40%以上)
自己資本比率は80%です。
「ホギメディカル」の自己資本比率は80%です。
有利子負債はほとんどありませんでしたが、2022年に100億円弱の追加を行っています。
タイミング的には自社株買いのために借り入れを行ったようにも見えます。
それでも自己資本比率は80%と好財務の企業ですね。
「ホギメディカル」の配当金(高いほど良い)
配当は10年連続で非減配です。
「ホギメディカル」の配当は10年連続で非減配を達成しています。
長期に渡り安定的に増配をできてます。
2023年も1株70円と2円の増配予定です。
過去の推移を見ても、配当は維持をするか2円増配ですね。
安定増配株と言えそうです。
「ホギメディカル」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は45%ほどです。
「ホギメディカル」の配当性向は45%ほどです。
配当性向は上昇してきました。
近年は利益が減少してきており、配当性向があがってきています。
そのためか株価は減少傾向ですね。
「ホギメディカル」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは安定推移
「ホギメディカル」の営業CFは安定推移です。
現金は毎年安定して稼げていることがわかります。
良くも悪くも安定しており毎年80億円前後が見込める企業ですね。
10年連続で非減配が魅力の企業ですが営業CFが横ばいでは、今後の増配力に疑問符がつきます。
今後の配当性向の推移には注意したいです。
「ホギメディカル」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は横ばい傾向です。
「ホギメディカル」の現金は2021年終了時は138億円程度です。
2022年に発行総数の16%にも登る自社株買いを行っており、現金が減少しています。
現金保有額では足りず、有利子負債を入れてまで自社株買いを行っていますね。
そのため現金保有額が減少しています。
「ホギメディカル」の当期純利益は上昇中か?
利益は減益推移
「ホギメディカル」の当期純利益は減益傾向です。
2019年の60億から減少傾向で、株価は利益が戻ってこないと停滞を続けそうです。
業績としては我慢の局面ですね。
しかし2022年に大幅な自社株買いを行っており、EPSとしては高い水準を保っています。
【まとめ】「ホギメディカル」は10年連続非減配増配中の不動産会社
長期で「増収・増益・増配」を達成しつづけている企業です。
ホギメディカルの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | △ | 2.3% |
売上高(営業収益) | ◯ | 上昇中 |
営業利益率 | ◯ | 16%ほど |
EPS(1株利益) | ◯ | 過去最高水準 |
自己資本比率 | ◎ | 80%ほど |
1株配当 | ◎ | 10年連続非減配 |
配当性向 | ▲ | 45% |
営業キャッシュフロー | ◯ | 比較的安定 |
現金など | ◯ | 問題なし |
総評としては、利益が減少中のジリ貧企業です。
今後利益があがってくるかは一つのポイントです。
10年連続で非減配の企業なので、配当維持も重要です。
配当維持に関連する項目としては、自社株買いです。
当期純利益もチェックしつつEPSの数字に注目ですね。
「ホギメディカル」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【売り】株価は下落傾向
この記事の執筆時点(22/6/7)では株価は3,015円。
株価が下落中で、高配当株でもないため、買いづらい局面と言えます。
配当利回り3.5%で買うためには株価が2,000円にまで下がる必要があり、そこまで株価がおちるとは考えづらいですね。
個人投資家としては買いづらい銘柄といえるでしょう。
※本記事は特定の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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以下が気に入ってるところです。
- 企業の業務内容・サービスの概要がわかる
- 企業がどんな事業セグメントを持っているかがわかる
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- 各年度ごとや四半期ごとの業績推移が見やすい
銘柄スカウターはマネックス証券の口座を持つことで使えます。
そして口座開設は無料。無料なのでノーリスクです。
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