連続増配の株

竹内製作所(6432)は小型建設機械メーカー【11年連続増配】

プラズマコイです(^^)
SNS: PostPrim

今回は「竹内製作所」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。

竹内製作所は「小型建設機械メーカー」です。
小型の建機に特化して製造しています。

主力製品はミニショベル!ヨーロッパで2位、北米で5位の市場シェアを獲得していす。

同業では世界2位の建機メーカー「小松製作所 (6301)」がありますが、こちらは大型も製造していますね。
竹内製作所、小松製作所の2社は合わせて見ておきたい企業です。

プラズマコイ

世界に向けて製造・販売をしているグローバル企業です

建機は日本が世界で戦える数少ない製品と言われています。

世界に向けてビジネスが出来る企業は為替影響を受けやすいため、安定感はありませんが、長期的には成長期待ができる企業と言えます。

いま、この会社の株を買うべきでしょうか?見ていきましょう。

「竹内製作所」は小型に特化した建設機械メーカー

↓欧州2位、北米5位の市場シェアを誇ります。

出典:決算説明資料

↓中期経営計画で、今後さらなる成長を掲げています。

出典:中期経営計画(2022年4月12日発表)

竹内製作所の主な製品

  • ミニショベル・油圧ショベル
    住宅建築の基礎工事、ガス管・水道管・道路などの生活インフラ工事向け。
  • クローラーローダー、クローラーキャリア
    土砂の運搬・積込、不整地での掘削・整地向け。
  • 電動式深礎掘削機
    土を深く掘るための機械
海外売上比率が9割 出典:マネックス証券

小型の建設機械メーカーに特化。海外向けに販売をしています。

「竹内製作所」の事業利益はおもに「ミニショベルなどの小型建機」で生み出されています。
国内の工場で製造して海外に出荷したり、海外に工場を建ててそこで製造・販売をしたりしています。

実は、竹内製作所は「世界初のミニショベルを開発した企業」であり、1989年にベルリンの壁を壊した時にも同社のミニショベルが使われていたというパイオニア的な企業です。

ニッチトップ戦略の企業と言えるでしょう。

「竹内製作所」は小型の建設機械メーカー
ミニショベル、クローダーローラーなど、小型に特化してビジネスを展開している。

国内向けにはほとんど販売をしておらず、海外が9割以上。
輸出企業・円安恩恵企業と言える。

配当金は11年連続増配中。業績も好調な成長企業。

時価総額は22/9/8時点で「1,323億円」ということで中型株ですね。
PERは10.6倍と一般的には、割安水準です。

今回は「竹内製作所」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。
※各種指標の表はIRBANKより引用しています。

「竹内製作所」のPER推移を見る


PERは過去比較では割安感はありません。

この株の「割安度」の判断目安として過去のPER比較を行います。
過去のPERより低ければ「今は割安かも?」と検討します。

「竹内製作所」のPERは10.6倍(22/9/8時点)。
過去の推移を見ると割安感はありません

数年前でもPERは8倍〜9倍のときがあり、現在は少し人気がでているように見えます。
それでもまだPERは10倍で、今後は通常の営業推移に加え、為替影響でさらに業績予想が上昇する可能性もあります。

「竹内製作所」の配当利回りを見る

配当利回りは上昇中です。

「竹内製作所」の配当利回りは9/7時点で2.58%です。
利回りは上昇傾向です。

配当金も連続増配中で配当利回りも上昇傾向です。
業績の好調さが配当利回りにも影響していますね。

「竹内製作所」の売上(上昇トレンドであるか?)

売上は上昇中です。

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「竹内製作所」の売上は上昇傾向です。
ここ10年で売上は3倍ほどになっており、近年の売上も急上昇中です。

毎年順調に成長していますね。

「竹内製作所」の営業利益率(10%以上が理想)

営業利益率は上昇傾向です。

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

営業利益は4%〜7%を一般水準の目安としています。
「竹内製作所」の営業利益率は10%程度です。

近年の営業利益率は低下気味で少しきになる所です。
運搬費などコスト増になってきていますね。

売上は伸びていてもなかなか利益につながりにくくなっていると言えるでしょう。

「竹内製作所」のEPS(一株当たり当期純利益)

EPSは上昇傾向です。

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円以上」が一つの目安です。

「竹内製作所」のEPSは好調です。
2022年は過去最高をとってきており、2023年も高水準で着地予定です。
利益率が下がり気味でEPSが少し下がっている部分はきになります。

「竹内製作所」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

自己資本比率は盤石です。

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「竹内製作所」の自己資本比率は75%ほどです。
有利子負債はなしの無借金企業です。

自己資本比率が高く、財務力は盤石な企業と言えるでしょう。

「竹内製作所」の配当金

配当は増配傾向です。

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「竹内製作所」の配当金は11年連続増配中です。
配当は右肩あがりで成長中です。

2023年は1株68円の予想と増配記録がストップの予想ですね。
利益がさがっており増配は難しい見通しですね。

「竹内製作所」の配当性向(儲けの何割を配当に出す?)

配当性向は25%ほどです。

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「竹内製作所」の配当性向は25%程度です。
配当性向は市場平均よりやや低い企業ですね。
これまでの増配は業績成長と共に行われてきていることがわかります。

海外売上比率が9割の景気敏感株なので、配当の安定性は乏しいでしょう。
配当性向は低いので減配耐性はありますが、景気次第では大きな減配もありえるでしょう。

「竹内製作所」の営業活動によるキャッシュフロー

営業CFは増加中です。

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金はいくらか?」の数字です。

毎年プラスが理想です。

「竹内製作所」の営業CFは増加中です。
売上が上昇しているため、営業CFの流れは増加傾向ですね。

特に2021年、2022年は好調で100億円の大台を突破しています。

「竹内製作所」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)

現金保有額は上昇傾向です。

現金は業績悪化に対する備えや、事業活動の原資になります。
基本的に“現金など”は多い方が良いです。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので事業投資に使うことも重要です。

「竹内製作所」の現金は466億円ほどです。
総資産は1372億円ほどで現金比率は34%ほど。
現金比率は高めです。

毎年の利益が現金に積み上がっていることがわかる現金推移です。

「竹内製作所」の当期純利益は上昇中か?

当期純利益は上昇傾向です。

「竹内製作所」の当期純利益は上昇傾向です。
2022年に過去最高を記録しており上昇傾向は続いています。

売上の増加に比べて利益のインパクトは薄いですがそれでも上昇傾向というところは評価できるでしょう。

【まとめ】「竹内製作所」は成長中の小型建機メーカー

好業績ですが、利益率の低下が気になる所です。

竹内製作所の財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り2.5%
売上高上昇傾向
営業利益率10%
EPS(1株利益)高い
自己資本比率75%
1株配当11年連続増配
配当性向25%
営業キャッシュフロー増加傾向
現金など上昇傾向
当期純利益上昇傾向
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては「成長中の増配企業です」です。

近年の売上成長率は20%前後と高く、直近だと円安になっており業績の好影響も見込めます。

リスク要因は、今後の円高でしょうか。
為替は予測が難しく、為替によっての業績のブレは覚悟が必要な企業でしょう。

【チャートは?割安?】「竹内製作所」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【中立】チャートは上昇中

調査時点(22/9/8)では株価は2,731円。

チャートは上昇中で、投資家の期待がたかまっていることがわかります。

チャートのトレンドや円安傾向なところから、この1年は株価上昇が期待できる企業でしょう。
その先は予想が難しいですね。それでもミニショベルの世界シェアが高い企業のため、決算の大崩はしにくそうな企業です。

※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。

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