お金・株式投資

【20年連続増配の高配当】「KDDI(9433)」は好財務の大手通信キャリア。株価、配当は盤石。今は買いなのか?

こんにちはプラズマコイ(@purazumakoi)です(^^)

今回は「配当+優待」で個人投資家にも人気の「KDDI」の財務分析をしていきます。
携帯電話という社会的インフラのビジネスを有する大手通信キャリアの企業で業績も好調です。

この銘柄は今買うべき「おすすめ銘柄」の仲間入りを出来るのでしょうか!?

プラズマコイ

安定業績で総合利回りも魅力の高配当銘柄です。

「KDDI」は主に「通信キャリア」ビジネスを展開している会社

携帯料金の値下げ分を「au経済圏」の相乗効果で補うのが今後の戦略
プラズマコイ

安定の通信顧客を入り口に「経済圏に囲い込む」

「KDDI」の事業利益はおもに「個人向け通信事業」で生み出されています。
法人向けの携帯提供もしていますが、一般家庭を含めた個人向けがメインとなります。

NTTドコモ、ソフトバンクと合わせて大手携帯キャリア3社、楽天モバイルを加えて4社と言われたりします。
それだけ寡占企業なのが通信キャリアの事業モデルです。

寡占企業なだけに国から携帯料金の値下げ圧力が定期的に来ていますが、
他の3社と同様に経済圏を構成することにより盤石な経営体制を敷いています。

「KDDI」は「携帯電話とそのネットワーク網」がを提供する通信キャリア

単なる携帯会社ではなく、キャッシュレス決済、Eコマースサイト、ネット銀行、電力事業など多角的に事業を展開しています。

電話やインターネットというインフラを押さえているのでその顧客網を入り口にさまざまなサービスに誘導する「au経済圏」が今後どこまで進んでいくかが注目ポイントです。

KDDIのサービスは2つ

  1. パーソナルセグメント(全体の)
    通信サービス(au、UQmobile、povo、au PAY)、ライフデザイン領域(au ウェルネス、curon)
  2. ビジネスセグメント 
    法人向けのスマートフォンなどの製品を提供。TELEHOUSEブランドでデータセンター。

メインはパーソナルセグメントですね。

時価総額は調査時点で「7兆8641億円」ということで大型株ですね。
PERは11.76倍と割安です。

今回は「KDDI」について

  • 今後は業績を伸ばせるのか?
  • 配当金を出し続けられる企業なのか?
  • 今は買いなのか?

分析していきたいと思います。

チェックは「IR BANK」で行う

今回紹介されている方法は、IR BANKの「決算まとめ」から確認ができます。

※ページの下の方に「決算まとめ」のリンクがあります。

「KDDI」の配当利回りを見る

プラズマコイ

配当利回りは過去最低の水準。

「KDDI」の配当利回りは3.6%です。
いまでも十分に高配当株の水準ですが、過去は4%の時期もありましたね。

100株でも優待利回りが1%弱あるのも手伝って、歴史的には配当利回りが4%のときは間違いなく買いでした。

株主優待は「au Payマーケット」商品カタログギフト

「KDDI」は高配当株ながらカタログギフトもついてくることで人気です
総合利回りを押上げてくれて、さらに魅力がたかまりますね。

対象株数優待品
100株3,000円相当
※5年保有で5,000円相当
1,000株5,000円相当
5年保有で10,000円相当

今後は株価成長、配当金の増加などで

  • 今後キャピタルゲインを狙えるか?
  • 今後の配当の伸びを期待できるか?

チェックしていきましょう。

「KDDI」の売上(上昇トレンドであるか?)

プラズマコイ

右肩あがりの売上

株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。

「KDDI」の売上は毎年のように成長を続けています。
これだけの大型企業で毎年成長できるのは素晴らしいですね。

ディフェンシブな高配当株銘柄なので売上はマイナスにならなければOKです。

経済圏のメリットが効いてくる今後も上手くいけば毎年成長を続けられそうです。

「KDDI」の営業利益率(10%以上は欲しい)

プラズマコイ

営業利益率は20%弱を維持

「売上-経費」の儲かり具合が「営業利益率」です。
「営業利益率が高い=儲かりやすい企業」と覚えておきましょう。

業種ごとで異なりますが、日本全体の市場平均は7%です。
「KDDI」の営業利益率は20%ほど。

通信キャリアビジネスは、高い営業利益を得られる有望なビジネスです。
何だかんだと言ってもインターネットや電話がなければいまの時代は何もできません。

社会インフラを握っており、さらに寡占企業の一角を担っています。

いま最も盤石な企業の1つといえるでしょう。

「KDDI」のEPS(一株当たり当期純利益)

プラズマコイ

伸び続けるEPS

1株あたりの利益であるEPS。
「当期純利益÷発行済の株の総数」で計算します。

要はEPSが高いほうが稼ぐ力が高い企業ってことです。

EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円」が一つの目安です。
「KDDI」のEPSは300円が目前です。

高いEPS水準も良いですが、この規模でも常に伸び続けているという点が評価ポイントです。

個別株の中では比較的いつ買っても損をする可能性が低い銘柄ですね。

時代の寵児のような企業です。

「KDDI」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)

プラズマコイ

自己資本比率は45%程度

自己資本比率(株主資本比率)は、
要するに借金をしていないか?を見る指標です。

「KDDI」の自己資本比率は45%程度です。
負債の中で大きいボリュームを占めるのは「借入金及び社債」と「金融事業の預金」です。

有利子負債が増えているのもありますが、
事業ポートフォリオに金融事業がはいっているので、その分自己資本比率が下がる傾向にあります。

つまり自己資本比率は年々低下していますが、問題は無いと言えるでしょう。

「KDDI」の配当金(高いほど良い)

プラズマコイ

毎年5円ずつコンスタントにアップ

配当金は「株を持っているだけで、その企業からもらえるお金」です。

「KDDI」は近年は20年間連続で増配をしている銘柄です。
2022年度も1株125円の増配予想です。

今後はどこまでこの増配を続けられるかが1つのポイントです。
いまの利益水準でもあと2年くらいは増配できそうですね。

「KDDI」の配当性向:配当金÷EPS(儲けの何割を配当に出す?)

プラズマコイ

配当性向は上昇中

配当性向は「稼いだ利益のうち、何割くらい配当金に使っている?」という指標です。
※市場平均は30%くらいです。

「KDDI」の配当性向は現在40%を突破しています。

2022年3月期までは配当性向を40%超にすることを目標に掲げており、実行しています。

今後は配当性向が高くなってきたので、どこかで増配がストップするシナリオは考えておいたほうが良いです。しかしau経済圏の発展などで業績が伸びれば今後も増配を維持することも可能です。

どのみち通信キャリア事業なので大きく減収になることは考えづらいです。
そのため減配リスクはかなり少ない企業ですね。

「KDDI」の営業活動によるキャッシュフロー

プラズマコイ

毎年強い伸びです。

「営業活動によるキャッシュフロー」は簡単に言うと
「商売によって入金されたお金がいくらになったか?」の数字です。

基本的には毎年プラスが理想です。

「KDDI」の営業CFは毎年大きく増加傾向です。
概ね右肩あがりを続けており、営業CFの高も1兆を超えています。

大企業であり、しかも成長中の営業CFは”鬼に金棒”の状態です。

「KDDI」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性) 

プラズマコイ

現金は増やしているので問題なし

基本的に保有する”現金など”は多い方が良いです。
現金の重要性は「個人の家計でも企業の財務でも同じ」です。

しかしお金は「使ってこそ意味がある」ので貯めすぎは良くありません。

「KDDI」の現金は長らく2000億円規模でした。
2020年に3600億円ほどに増やし、2021年は8000億円まで積み上げています。

結果論としては2022年の1Qでかなり減らして4390円になっています。
このあたりはファイナンス運用ですね。

現金保有額としても問題なさそうです。

「KDDI」の配当金の支払い額(現金などの何パーセントか?)

今の財務状況での配当金の支払い状況はどうでしょうか?

プラズマコイ

3000億円くらいが配当総額のターゲット

投資家としては、業績が悪化しても配当を維持して欲しいものです。

業績が悪化しても配当の支払いが負担にならなければ減配のリスクは下がります。
そのため、配当金の総支払額を見ることがポイントになります。

「KDDI」の配当金の支払い総額は連続増配の影響で3000億円あたりまで伸びてきました。
増配の影響で毎年増えています。

普通の企業なら業績悪化により減配リスクが高くなってもおかしくないですが、
そこは盤石なビジネスインフラを持つKDDI。減配リスクは少ないでしょう。

「KDDI」の当期純利益は上昇中か?

プラズマコイ

当期純利益は最高益を毎年更新しています

「KDDI」の当期純利益は近年は常に成長しています。
2022年度の予想もプラス予想ですが、成長率的には弱めです。

利益の成長率からはそろそろ頭打ち感が見えます。
次のビジネスドライバーを見つけない限り再成長は厳しいかもしれません。

これだけの利益高ですから維持できているだけでも合格点だとは思います。
しかし株価があがるためには利益は維持か上昇傾向は維持して欲しいところです。

【まとめ】「KDDI」は、au経済圏の構築を急ぐ「通信キャリア」事業の会社

プラズマコイ

強い顧客基盤を活かして少しずつでも確実に成長していく

KDDIの財務分析のまとめです。

項目評価コメント
配当利回り3.6%台
売上高成長中
営業利益率10%超え
EPS(1株利益)300円近い
自己資本比率45%台
1株配当20年連続増配
配当性向40%目安
営業キャッシュフロー盤石
現金など問題なし
数字は記事投稿当時のものです。評価は筆者の主観です。

総評としては、赤字になる心配がほとんどない安定企業です。

売上を維持しつつさらなる成長も狙えるので高配当株として最有力の1銘柄と言えます。

【チャートは?割安?】「KDDI」の今後の株価は?今は買い時かを予想する

最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。

プラズマコイ

【買い】いま買っても問題なしです。

この記事の執筆時点(21/08/30)では株価は3404円。

一見高値圏にも見えますが、PERや配当利回りからみるとそこまで割安感はありません。
しかし近年であれば2500円〜2800円あたりが押し目ポイントなのでその辺りまで待っても良さそうなチャートです。

※投資は自己責任でお願いします。

通信キャリア関連の銘柄
  1. KDDI(9433)
  2. NTT 日本電信電話(9432)
  3. ソフトバンク(9434)
  4. 沖縄セルラー電話(9436)
  5. 楽天

株を毎月コツコツ買っていくなら「SBIネオモバイル証券」がおすすめ

KDDIは魅力的ですが、まとまった投資資金がない場合は1株から買える「SBIネオモバイル証券」がおすすめです。

KDDI自体の1単元(100株)を買おうとするとまとまった金額が必要になります。
そういった場合は「SBIネオモバイル証券」で少しずつ買っていくのもおすすめです。

株価が高かったり、投資資金が少ない場合、
1株から買えるのが「SBIネオモバイル証券の魅力」

こんな方におすすめです。

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  2. 投資資金は多くないけど、色んな株を買いたい。
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SBIネオモバイル証券の月額費用は200円(税抜)、取引手数料は50万円までの取引は何回やっても固定なので、
株価が高くて買えない場合は、1株単位で少しずつ買って小額から始めるられるのでおすすめです(^^)

さらに毎月Tポイントが200ポイントが付与され、そのTポイントでも株が買えます。
つまり実質の維持コストは毎月20円と激安です。

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