プラズマコイです(^^)
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今回は「TDCソフト」の業績・財務状況をチェックしていきたいと思います。
TDCソフトは「システム開発会社」です。
保険・クレジット・銀行など金融業界が主力です。
運輸業・通信業、エネルギー業向けの公共系のシステム開発も行っています。
総じてみると社会的なインフラになっている堅いビジネスの基幹・業務系システムを構築しています。
TDCソフト(4687)はシステム会社🏢
— プラズマコイ@毎日ブログで日本株を分析🎏 (@purazumakoi) August 15, 2022
金融分野(保険・銀行)の基幹・業務システムが主力です。
DX需要の後押しを受けて、業績は右肩あがりで素晴らしい成長を続けています💻📈
■株価指標(8/12時点)
PER 14.5倍
PBR 2.09倍
配当利回り3.53%
高配当で業績も右肩あがりですね!
TDCソフトは「業績も財務もピカピカですね💡」
16年連続で非減配を継続しているところも魅力です。
いま、この会社の株を買うべきでしょうか?見ていきましょう。
- 「TDCソフト」は金融分野メインのシステム開発会社
- 「TDCソフト」のPER推移を見る
- 「TDCソフト」の配当利回りを見る
- 「TDCソフト」の売上(上昇トレンドであるか?)
- 「TDCソフト」の営業利益率(10%以上が目安)
- 「TDCソフト」のEPS(一株当たり当期純利益)
- 「TDCソフト」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
- 「TDCソフト」の配当金
- 「TDCソフト」の配当性向(儲けの何割を配当に出す?)
- 「TDCソフト」の営業活動によるキャッシュフロー
- 「TDCソフト」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
- 「TDCソフト」の当期純利益は上昇中か?
- 【まとめ】「TDCソフト」は安定成長、安定増配の企業
- 【チャートは?割安?】「TDCソフト」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
「TDCソフト」は金融分野メインのシステム開発会社
TDCソフトの事業は3つ
- SI事業
金融業・流通業・製造業・公共向けのシステム設計・開発・運用 - コンサル事業
企業のDX推進をサポート。IT戦略やシステム設計の立案、教育サービスなど - サービス・製品の販売事業
自社開発の製品・サービスのパッケージ販売
企業からシステム開発を受託したり、自社パッケージとして展開しています。
「TDCソフト」の事業利益はおもに「システム製品」で生み出されています。
金融業向けを中心としてとして業務システムを構築しています。
基幹システムや業務システムは、ストック性が高くなり、継続性が期待できるのが特徴です。
現在は、アジャイル開発(短期間で高速に改修・改善を行うこと)を活発化させており、企業の早急なDX需要を満たせるシステム会社として成長を続けています。
受託開発以外ではITコンサルや、自社パッケージ製品の販売も行っており、事業領域の幅も広げていっています。
時価総額は22/8/12時点で「320億円」ということで小型株ですね。
PERは14.5倍と一般的には標準水準です。
今回は「TDCソフト」について
- 今後は業績を伸ばせるのか?
- 配当金を出し続けられる企業なのか?
- 今は買いなのか?
分析していきたいと思います。
※各種指標の表はIRBANKより引用しています。
「TDCソフト」のPER推移を見る
PERは過去比較だと少し割安水準ですね。
「TDCソフト」のPERは14.5倍(22/8/12時点)。
過去の推移を見ると少し割高感があります。
もっともPERは10倍〜15倍で推移していることが多いので、
PERは12倍以下で買うことを目安としたいですね。
業績が右肩あがりのため、シンプルにPERが10倍台だったら買い場といえるでしょう。
「TDCソフト」の配当利回りを見る
配当利回りは上昇傾向です。
「TDCソフト」の配当利回りは8/12時点で3.53%です。
配当利回りは増配の発表で直近ではあがってきました。
今までは株価は上昇していましたが、配当利回りで少し見落としする企業でしたが、
いよいよ高配当化してきて総合的な魅力が増してきましたね。
「TDCソフト」の売上(上昇トレンドであるか?)
売上は上昇傾向です。
株価が上昇したり、配当金を出し続けるためには、
「売上が少なくとも維持」できている事が1つの目安です。
「TDCソフト」の売上は上昇傾向です。
2022年は300億を突破しています。
過去最高を毎年更新していますね。
売上が伸び続けている企業です。
「TDCソフト」の営業利益率(10%以上が目安)
営業利益率は10%間近です。
業種ごとで異なりますが、営業利益は4%〜7%を目安としています。
「TDCソフト」の営業利益率は直近では9%程度です。
営業利益率は上昇傾向が続いており、2025年までの中期経営計画では営業利益率10%が目標とされています。
このまま順調に行けば、営業利益率10%は十分に達成できるでしょう。
「TDCソフト」のEPS(一株当たり当期純利益)
EPSは上昇傾向です。
EPSは個人的に「上昇中であるか、もしくは100円以上」が一つの目安です。
「TDCソフト」のEPSは上昇傾向です。
9年連続で増加していますね。
利益が毎年増えていることがわかります。
「TDCソフト」の自己資本比率:高いほど良い(最低40%)
自己資本比率は70%ほどです。
「TDCソフト」の自己資本比率は70%ほどで上昇中です。
有利子負債はありますが、この自己資本比率なら問題ないですね。
2022年の有利子負債比率は3.14%で低めの水準で、年々減少しています。
財務的には盤石と言えるでしょう。
「TDCソフト」の配当金
配当は上昇傾向です。
「TDCソフト」の配当金は16年連続で非減配です。
好調な業績を背景に増配を続けていっていますね。
2023年は1株45円と大きな増配予想です。
素晴らしい増配株ですね。
「TDCソフト」の配当性向(儲けの何割を配当に出す?)
配当性向は35%あたりです。
「TDCソフト」の配当性向は35%を目安としているようです。
配当性向としても無理のない水準で安心感があります。
2010年の配当性向は50%近くになっており、減配耐性もありそうです。
「TDCソフト」の営業活動によるキャッシュフロー
営業CFは増加傾向です。
「TDCソフト」の営業CFは増加傾向で推移しています。
素晴らしいですね。安定して営業キャッシュフローは増加しており、企業の成長を物語っている数字です。
文句のつけようがない成長性と言えます。
「TDCソフト」の現金等はいくらあるか?(業績悪化の耐性)
現金は増加傾向です。
「TDCソフト」の現金は117億円ほどです。
総資産は211億円で、総資産に占める現金の比率は37%程度です。
現金比率は高いですね。
現金は5年で2倍になっておりキャッシュフローとしてはかなり余裕がある経営状況であることが見て取れます。
現金保有額も問題なしです。
「TDCソフト」の当期純利益は上昇中か?
当期純利益は過去最高を更新中。
「TDCソフト」の当期純利益は急上昇中です。
毎年のように過去最高の利益を更新しており、二桁成長の年も珍しくないです。
当期純利益は9年連続で上昇しており、良い決算を続けています!
文句なしの実績です。
【まとめ】「TDCソフト」は安定成長、安定増配の企業
DXテーマ株としても期待ができますね。
TDCソフトの財務分析のまとめです。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
配当利回り | ◯ | 3.5% |
売上高 | ◯ | 上昇中 |
営業利益率 | ◯ | 9%前後 |
EPS(1株利益) | ◯ | 増加中 |
自己資本比率 | ◯ | 70% |
1株配当 | ◯ | 16年連続非減配 |
配当性向 | ◯ | 35%ほど |
営業キャッシュフロー | ◯ | 上昇中 |
現金など | ◯ | 急上昇 |
当期純利益 | ◯ | 上昇中 |
総評としては「安定成長、財務盤石の優良企業」です。
毎年の業績推移をみても、売上・利益とともに成長を続けており素晴らしいです。
金融系向け事業が主力で、業績悪化の耐性が高く、配当金は今後も安定しそうです。
非常に魅力的な企業と言えるでしょう。
【チャートは?割安?】「TDCソフト」の今後の株価は?今は買い時かを予想する
最後に、記事投稿時点でのプラズマコイの投資判断です。
【買い】相場を見ながら買いタイミングを伺いたい
調査時点(22/8/12)では株価は1,242円。
毎年の決算が良く、近年の株価は急上昇中です。
上場時の高値も突破しておりチャートは上昇傾向です。
過去のPER推移をみると15倍が目安で、いまは高値圏と言えます。
これ以上は日本市場の相場が良くないと上がりづらいので、買い場を探りたい状況です。
しかし実績は素晴らしく、配当利回り3.5%になったいまは買うタイミングを探したい銘柄です。
※本記事は固有の金融商品の購入を推奨する意図はありません。
※投資は自己責任でお願いします。
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